
アウトバストリートメントとは?通常のものと何が違うのか特徴を紹介
トリートメントは髪にうるおいを与えてくれて、美しい髪に導く効果があります。
髪は人の目に映りやすいので、良い見た目を演出するのに大切な要素です。
そんなトリートメントには洗い流すものと洗い流さないものの2つに大きく分けられます。
洗い流すものは昔からあるので有名ですが、洗い流さないとはどういうことなのでしょうか。
そこでアウトバストリートメントの特徴や使い方をご紹介していきます。
洗い流さないものにはどんなメリットがあるのか気になる方はぜひ参考にしてください。
目次
アウトバストリートメントとは?3つの特徴をご紹介
アウトバストリートメントとは髪が乾いた状態でも使えるヘアケア剤のことで、別名「洗い流さないトリートメント」とも呼ばれています。
通常のトリートメントだとシャンプー後の濡れた状態で使うのが普通の使い方です。
しかしアウトバスの場合は濡れた状態で使えるのはもちろん、乾いた状態でも使えます。
そんなアウトバストリートメントの特徴は3つです。
- 利用場所を選ばない
- 熱や紫外線のダメージを防げる
- 質感を出せる
特徴1.利用場所を選ばない
アウトバストリートメントは髪が乾いた状態でも、濡れた状態でも良いので基本的にどこでも使えます。
シャワー後はもちろん、寝る前や外出先でも利用できるのが最大の特徴です。
特に外出先のヘアケアアイテムとして役立ちます。
冬場になると毛先のパサつきが気になるという人も多いでしょう。
自宅に戻るまでケアができず、パサつきをそのまま放置することになります。
そんな時外出先で毛先がパサついている時にアウトバストリートメントは便利です。
特徴2.熱や紫外線のダメージを防げる
アウトバストリートメントは熱や紫外線から髪を守ることでダメージを防げます。
お風呂上がりにドライヤーを使う方も多いでしょう。
もしくは外出が多くて太陽光を浴びる時間が多いという人もいると思います。
髪は熱に弱いので長時間ドライヤーや紫外線を浴びるのは良くありません。
もし熱を浴びすぎるとパサついたり、ヘアカラーが落ちてきます。
そんな熱によるダメージを防げるのがアウトバストリートメントです。
髪に膜を張ってくれるのでドライヤーや紫外線によるダメージを軽減してくれます。
特徴3.質感を出せる
アウトバストリートメントは髪に潤いを与えられるのでツヤやコシを出せます。
特に外出先だと時間の経過に連れて潤いがなくなって来るでしょう。
そんな時にアウトバストリートメントを使えばしっとり感やサラサラ感を出せます。
外出先でもヘアケアしたいという方にはぴったりのアイテムです。
アウトバストリートメントの4つの種類とは?
アウトバストリートメントには4つの種類があります。
- オイルタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- ミストタイプ
このように種類がありますが、それぞれ効果が異なります。
【オイルタイプ】はツヤのある髪に導いてくれる
オイルタイプは髪につけるとしっとりとうるおわせてツヤを出してくれます。
濡れ髪はさわやかさが出るので人気があるヘアースタイルの一つですが、そのさわやかさを演出する時に便利です。
また、4種類ある中でも一番保湿力が優れています。
保湿力がバツグンなのでパサつきや乾燥が気になる方におすすめです。
基本的にオイル形状は使い勝手が良いのでどれが良いか迷う場合に向いています。
【ミルクタイプ】はダメージ毛におすすめ
ミルクタイプはオイルより軽く仕上がる特徴を持っているので、パーマやカラーでダメージを受けた髪におすすめです。
オイルの場合は保湿力が高いので、人によってはべたつきを覚えるかもしれません。
そんな方は保湿力が少し落ちるミルクタイプがおすすめです。
しかし、保湿力が落ちるので少し濡れ髪を作りにくいというデメリットがあります。
濡れ髪を作りたいならオイルタイプの方が良いです。
【クリームタイプ】はスタイリング剤のように使える
クリームタイプはミルクのものと似たような使い心地です。
オイルほど保湿力は高くありませんが、しっかりと保湿してくれます。
そしてクリームタイプは他のものと違ってスタイリング剤として使えるのが特徴的です。
クリームが少し硬くなっているのでワックスを付けるような感覚で利用できます。
ワックスはシャワーで洗い落とさないと頭皮のかゆみや炎症を起こすので、ワックスを使うのに抵抗を感じる人もいるでしょう。
ミルクタイプはスタイリング剤としても使えるので、ワックスに抵抗がある人にもおすすめです。
【ミストタイプ】は持ち運びに便利
ミストタイプは直接頭に吹きかけて使います。
頭に吹きかけるだけなので気軽に使えるのが特徴です。
ただ、ミストは霧状で出てくるのでさらっとした仕上がりになってしまいます。
他のものと比べると保湿力が劣ってしまうので、うるおいを求める方には不向きです。
べたつくのが嫌いという人や寝ぐせ直しの時には役に立ちます。
また、ミストタイプは導入剤としても使えるので、髪がパサつきやすいという方はオイルやクリームを塗る前にミストを吹きかけると良いでしょう。
他にもミストタイプは持ち運びしやすいので、出先で使いたいという方におすすめです。
アウトバストリートメントの使い方とは?
アウトバストリートメントは以下の通りです。
- 濡れた髪をタオルドライする
- 適量を手の平に出す
- 手の平にまんべんなく広げる
- 毛先→中間部分の順番になじませる
- 目の粗いくしでとかす
- ドライヤーを根元→中間→毛先の順番に当てる
このような手順でを使えばしっとりとした髪へと導いてくれます。
ただ、この使い方はオイル・ミルク・クリームのみです。
ミストタイプを使う場合はまた違った方法で使う必要があります。
ミストタイプの使い方とは?
ミストタイプは直接頭に吹きかけて使います。
ポイントとしては髪全体に吹きかけることです。
ただ、付けすぎには注意する必要があります。
目安は髪全体がしっとりする程度です。
ミストだけではしっとり具合が足りない場合はオイルタイプなどを追加で塗りましょう。
アウトバストリートメントを使う時の注意点
アウトバストリートメントを使う時には以下のポイントを押さえておきましょう。
- 頭皮に付けない
- 大量に付けない
- 濡れた状態で使うものと乾いたもので使うものを分ける
注意点1.頭皮に付けない
アウトバストリートメントには油分が含まれていることが多いです。
化粧品の油分が頭皮に詰まると、皮膚の炎症やかゆみが発生します。
その結果、フケや抜け毛にもつながるので注意が必要です。
付ける時は髪の中間部分までで大丈夫なので、生え際まで塗らないようにしておきましょう。
生え際付近は栄養や水分が行き渡りやすいので特にヘアケアは必要ありません。
基本的にシャンプーで汚れをしっかりと落とすだけで大丈夫です。
注意点2.大量に付けない
大量に付けるとべっとり感が出るので、見た目のさわやかさがなくなります。
商品のボトルやパッケージには適切な使用量が表記されているのでそれに従いましょう。
また、大量に付けることで洗い流すのに時間がかかります。
もし洗い残しがあると頭皮の炎症やかゆみにもつながるので、付けすぎには十分気を付けましょう。
注意点3.濡れた状態・乾いた状態で使い分ける
アウトバストリートメントには濡れた状態で使うものと乾いた状態で使うものがあります。
- 濡れた状態で使うタイプ…オイル、ミルク、クリーム
- 乾いた状態で使うタイプ…ミスト
商品によって異なりますが、一般的にこのように決まっています。
間違った状態で使うと効果が落ちるかもしれません。
商品には「濡れた(乾いた)状態で使える」と表記されているので購入前にはよく確認しておきましょう。
まとめ
アウトバストリートメントにはこのような特徴があります。
- 乾いた状態で使える
- 熱や紫外線のダメージを防げる
- 質感を出せる
- ミストタイプは外出先でも使える
特に乾いた状態で使えるというのが特徴です。
通常の洗い流すタイプだと髪が濡れた状態でしか使えません。
例えば外出していると紫外線を浴びるので髪が乾燥してパサつくことも多いです。
そんなパサつきをアウトバストリートメントで解消できます。
紫外線が気になるという方に特におすすめです。
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