
ワックスをベタベタにするとどうなるの?べたつかない付け方も紹介
ワックスは清潔感を足すのに便利なので、特に男性の方は使っている人も多いのではないでしょうか。
しかしワックスを使っているとつい付けすぎてベタベタになることもあると思います。
実はベタベタになることで2つのデメリットが発生するので良くありません。
ではどんなデメリットが発生するのか紹介していきます。
ワックスの正しい付け方も紹介しているので、自分のやり方があっているかどうか確認してみてください。
目次
ワックスをベタベタに付けると2つのデメリットがある
ベタベタに髪の毛に付けると以下のデメリットがあります。
- 頭皮に付く可能性が高くなる
- 不潔に見える
ベタベタにすると見た目だけでなく、頭皮にも影響が及びます。
デメリット1.不潔に見える
ワックスをベタベタに付けているとあまり清潔には見えません。
本来、整髪料は清潔感を出すために使うことが多いです。
ナチュラルに髪型を整えると第一印象が良くなって、さわやかさが増します。
しかしベタベタ付けると髪が不自然にテカるので、普段から髪を洗っていないかのような仕上がりになるのです。
清潔感を出すためにワックスを付けているのに、逆に不衛生に見える可能性もあります。
不衛生に見えると第一印象が悪くなるのでベタベタ付けるのは控えた方が良いでしょう。
デメリット2.頭皮に付く可能性が高くなる
ワックスは髪の毛だけに付けるのが正しい付け方です。
しかし手のひらに液体を大量に乗せてヘアースタイルを整えていくと、毛先だけなく頭皮にも付く可能性があります。
ワックスなどの整髪料には適量の油分が含まれていますが、その油分が毛穴に入ることによって毛穴がふさがります。
毛穴が詰まった状態はいわば、呼吸ができなくなっている状態と同じです。
その結果、炎症などの異常が発生して、皮膚がかゆくなったり抜け毛が激しくなります。
頭皮の健康状態を守るためにも頭皮に付かないように気を付けましょう。
ベタつかないワックスの正しい付け方
髪型がうまく決まらないからベタベタに付けてしまうという人はやり方を間違えている可能性が高いです。
正しいやり方を覚えれば少量で理想とする髪型になります。
- 手のひらを清潔にする
- 少量のテクスチャを手に取る
- テクスチャにドライヤーを当てる
- 髪の毛全体的に付けていく
- ヘアースタイルを整える
この手順通りに作業するとベタベタ付けずに済みます。
ではそれぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
手順1.手のひらを清潔にする
ヘアースタイルを整える前には手のひらを清潔にすることが大切です。
朝などの時間がない時は忘れがちですが、手のひらには見えない汚れが付いています。
手を洗わないとその汚れが髪に付着してダメージが与えられるかもしれません。
そのリスクは手を洗うだけで回避できます。
毛髪の健康状態を保つためにせっけんなどで手を洗っておきましょう。
手順2.少量のテクスチャを手に取る
手を洗い終わった後は少量のテクスチャーを手に取ります。
少量とは1円玉程度です。
ただ適量はその人の毛量で変わるので、微調整する必要があります。
まずは1円玉サイズでやってみて足りないようなら少しずつ増やしていきましょう。
一気に増やすとすぐにベタベタするので注意が必要です。
手順3.テクスチャにドライヤーを当てる
手のひらにテクスチャを乗せたらドライヤーで温めます。
温めることによってテクスチャの伸びが良くなるので、ベタベタになりにくいです。
特に冬場は手のひらだけではなかなか温められないのでドライヤーを使いましょう。
テクスチャが温まったら手のひら全体に伸ばしていきます。
伸ばす時のポイントは手のひらに付いたテクスチャの色が透明になっているかどうかです。
白色などテクスチャの色が残っている状態で髪の毛に付けるとベタベタします。
逆に言えば、手に付けた段階で手のひらにワックスが残っていなければべたつく可能性も低いです。
この段階でベタベタするかどうかが決まるので、必ずテクスチャが透明になっていることを確認してから髪に付けていきましょう。
手順4.髪の毛全体的に付けていく
付ける準備ができたら髪の毛に付けていきます。
付ける時は髪の毛全体に付けていくのが正しいやり方です。
全体に付けることでナチュラルな仕上がりになるので清潔感を演出できます。
また、頭皮にワックスが付くと良くないので、毛先だけに付けることを意識しましょう。
手順5.ヘアースタイルを整える
全体に付けた後は髪型を整えていきましょう。
髪の毛を立てる時は両方の手のひらで挟んで伸ばしていくとなじみやすいです。
最後に全体を見て微調整すれば出来上がります。
このようにワックスにも正しい付け方がありますが、ベタベタにしない最大のポイントは手のひらにテクスチャを伸ばす時です。
このタイミングで手にテクスチャがかたまりで残っているとベタつきやすくなるので気を付けましょう。
もし付けすぎたという場合は以下の対処法を取ってみてください。
ワックスを付けすぎた時の対処法は2つある
付けすぎた時の対処法はこちらです。
- 頭を洗う
- ベビーパウダーを使う
基本的にこの2つですが、時間がある場合は頭を洗った方が確実です。
対処法1.頭を洗う
ベタベタになった場合は以下の手順通りにするときれいに落ちます。
- ぬるま湯でテクスチャを取り除くように洗う
- リンスやコンディショナーを使う
- 泡を落としたら最後にシャンプーで頭を洗う
この通りにするときれいに落とせますが、洗った直後にワックスを付けるのは良くありません。
濡れた髪に付けるとヘアースタイルを上手に整えられず、その結果大量に付けてしまう可能性があります。
再度付ける時はしっかりと乾かしてからです。
ただ、洗い落としたり、乾かすのは時間がかかります。
すぐにベタベタを取り除きたい場合はベビーパウダーを使うやり方がおすすめです。
対処法2.ベビーパウダーを使う
髪を洗う時間がない方は以下の方法を参考にしてください。
- タオルをぬるま湯で濡らす
- 髪を1本1本ふき取っていく
- テクスチャを付けすぎた場所にベビーパウダーをパラパラとまぶす
- 最後に5本指で軽くさすってベビーパウダーをなじませる
このようにすれば落ちますが、付けすぎた範囲が広い場合には頭を洗うよりも時間がかかります。
そのためこのやり方は急いでいる、かつ部分的に取り除きたい時に有効です。
それ以外の場合や髪の健康状態を気遣いたい場合は多少時間はかかりますが、頭を洗った方が良いでしょう。
ワックスを自然に付けたいなら選び方にも注意
ワックスには主に4つの種類があって特徴が異なります。
種類 | 特徴 |
ファイバー | 伸びやすく使いやすい、初心者向け |
クリーム | ソフトで柔らかい質感がある、ナチュラルな仕上がりにしたい人向け |
ドライ | キープ力が高い、髪が細い・柔らかい人向け |
ジェル | ウェット感が高い、ツヤ感を求める人向け |
このように何を求めているかによっておすすめのタイプが異なります。
使いやすいのはファイバータイプなので特に初心者におすすめです。
ファイバータイプを使ってみて慣れてきたら他のものを試してみると良いでしょう。
まとめ
ワックスをベタベタに付けると2つのデメリットがあります。
- 頭皮に付く可能性が高くなる
- 不潔に見える
頭皮にワックスが付くと毛穴を塞いでしまい、頭がかゆくなったり抜け毛が激しくなるので注意が必要です。
付けすぎないためにも髪の毛に付ける前にテクスチャの色が透明になっているか確認しておきましょう。
もし手のひらでテクスチャを伸ばした時にまだ色が残っているとベタつく可能性が高いです。
ベタベタになって不潔に見せないためにも付けすぎには気を付けておきましょう。
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