
ワックスが〝禿げる〟原因に!ワックスの正しい使い方と選び方を紹介
男性の中で「ワックスを使うと禿げるのだろうか」と心配になる方も多いのではないでしょうか?
スタイリングした後に髪が手について「やば!髪抜けた・・・」なんてこともありますよね。
ワックスを使うと禿げる理由は、2つあります。
1つ目は、ワックスの間違った使い方です。ワックスは、通常髪の毛につけるものですが、つけ方が悪いと、頭皮についてしまい、毛穴に詰まってしまう可能性があります。
2つ目は、ワックスの成分による髪への影響です。ワックスに含まれる成分(合成界面活性剤)は、洗剤やシャンプーの洗浄剤にも使われる成分で、頭皮に付くと、タンパク質(髪や頭皮を構成している成分)にダメージを与えてしまい、薄毛に繋がる可能性があります。
ワックスでハゲないようにするためには、正しいワックスの使い方と自分の髪に合ったワックスの選び方を理解することが大切です。
私も今ではスタイリング後に髪がつかなくなりましたし、ワックスで禿げることが気にならなくなりました。
そこで、本記事ではワックスで禿げることが気になる方のために、
・ハゲない!ワックスの使い方
・髪に優しい!ワックスの選び方
・ハゲを防ぐ!正しいシャンプー方法
の順番に解説していきます。
《この記事はこんな方にオススメ》
➩ワックスで「禿げる」のか心配な方
➩禿げないためにもワックスの「正しい使い方」を理解したい方
➩ワックスの「選び方」が分からない方
目次
ハゲない!ワックスの使い方
ここでは、ハゲないワックスの使い方をご紹介します。
付ける量:手にとる大きさは10円玉ぐらいを目安にする
ワックスは、一度にたくさん取るのではなく、少量ずつ指に取ってから使用するのが基本です。一度に多くのワックスをつけると、髪全体が脂っぽくなり、べたつきがでてきてしまいます。
付ける量は、10円玉(指先から第一関節が埋まる程度)ぐらいを目安にしましょう。手に取った後は、手のひら全体でワックスの白い色が透明になるまで薄くのばしていきましょう。
付ける順番:バック→サイド→トップの順番につける
手のひらにはたくさんワックスがついているので、つける場所は、多めに付けても問題がないところから始めましょう。最初はバックからです。髪を握り、もみ込むようにつけていきましょう。
ちなみに、ヘアをアップにするとき以外、最初に前髪に付けるのはNGです。前髪にたくさんついてしまうと割れやすくなり、不自然な前髪になってしまいます。
付けた後:手に残ったワックスを左右に振りながら仕上げていく
最後は、手のひらを左右に振って、髪の毛を散らすイメージでバサバサと動かしていきます。すると、毛先同士がくっつき、自然な毛束ができます。
もし、ボリュームを落とし過ぎてしまった場合は、手グシで根元を持ち上げてボリュームを出しましょう。束感を出したいときは、髪の毛をネジネジするとよいでしょう。
髪に優しい!ワックスの選び方
ここでは、髪に優しいワックスの選び方をご紹介します。
選び方①合成界面活性剤が少ないワックスを選ぶ
合成界面活性剤は、水と油をくっつける性質を持っています。なので、ワックスやジェルをクリーム状にするためにどうしても必要な成分です。
ただ、合成界面活性剤は、髪を作るたんぱく質を破壊する性質を持っているため、長時間つけていると髪の毛にダメージを与えてしまいます。また、頭皮につくと、アレルギー反応を引き起こす可能性もあります。
髪への優しさにこだわりたい方は、オーガニックワックスがおすすめです。
オーガニックワックスとは?
化学的な成分をほとんど使用せず、自然由来の成分を中心に配合した肌に優しいワックスのこと。
ワックスで肌荒れしやすいメンズにはオーガニックがおすすめ!
選び方②油分の多いワックスはなるべく避ける
ジェル系やグリース系の油分の多いワックスは、ワックス自体に重みがあります。軟毛の方がつけると、ワックスの重みに髪の毛が負けてしまい、空気が入らずに髪型が潰れてしまったり、上手に立たせられなかったりします。
また、寝る前にシャンプーで油分をしっかり落とさないと、ワックスが毛穴に詰まり、薄毛になる可能性があります。
ワックスの洗い残しがハゲを進行させる原因に!?
髪についているワックスは固まっているため、シャンプーではなかなか落ちにくいものです。
面倒くさがって髪の毛をパパッと雑に洗うだけで済ませてしまうと、頭皮にワックスを残してしまう状態になります。すると、毛穴に詰まり、薄毛につながる可能性があります。
また、シャンプーをしないで寝てしまうこともNGです。粘着力を増した髪の毛に、ゴミやホコリなどの不純物がついてしまっているので、しっかり洗い落とすことが大切です。
洗い残しがないよう、正しいシャンプー方法を理解しておきましょう。
ハゲを防ぐ!正しいシャンプー方法
ここでは、ハゲを防ぐための、正しいシャンプー方法をご紹介します。
洗う前:シャンプー前にお湯でほこりや汚れを落とす
頭皮の汚れは、湯シャンで80%の汚れが落ちると言われています。そのため、湯シャンをしないでいきなりシャンプーをすると、汚れが落としきれず、薄毛に繋がってしまう可能性があります。
予洗いは「3~5分」がベストです。シャンプー前に、髪や頭皮に吸着した大きなホコリや汚れをしっかり落としていきましょう。
洗う順番:バック→サイド→トップの順番に洗う
洗う順番は、ワックスをつける時と同じ順番です。脱毛のリスクが少ないところから始めて、デリケートなトップは最後にまわしましょう。
洗う時は、『指の腹』を使い、髪に摩擦を与えないよう頭皮を揉むように洗いましょう。爪が伸びていると、頭皮を傷つけやすいので、定期的に爪を切ることが大切です。
洗った後:シャンプーの洗い残しがないようしっかりすすぐ
すすぎが不十分で、シャンプー剤が頭皮や髪に残ってしまうと、抜け毛が起こりやすくなり、薄毛の原因になってしまいます。洗い流す時間は『3分』を目安に、頭皮からしっかり洗い流すようにしましょう。
ちなみに、髪を洗う時は『38℃』くらいのぬるま湯で洗い流しましょう。熱いお湯だと、必要な皮脂まで落としてしまいます。
ワックスによるハゲ防止用!簡単チェックリスト
ワックスによるハゲ防止用として、NGの習慣をチェックリストまとめました。一つずつチェックしてみましょう。
❏ワックスをつける時
・ワックスをつけすぎていない?
・前髪やトップからつけていない?
・外側からつけていない?
❏シャンプーの時
・何度もシャンプーをしていない?
・髪を洗うとき爪を立ててゴシゴシと洗っていない?
・洗浄力が強いシャンプーを使っていない?
・頭皮に合わない成分を含んだシャンプーを使っていない?
・40度以上の温度で洗っていない?
・シャンプーの洗い残しはない?
チェックリストの中に一つでも心当たりがあれば、一つずつ解決していきましょう。
この記事のまとめ
《記事のまとめ》
✓ワックスで禿げる理由は、「間違ったワックスの付け方」「ワックスの成分による髪への影響」。
✓ワックスは、少量ずつ指に取ってから使用する。付ける順番は「バック→サイド→トップ」。
✓ワックスを選ぶ時は、油分の多いワックスはなるべく避け、合成界面活性剤が少ないものを選ぶ。
髪は肌と同じです。汚れが付着してしまうと、毛穴に詰まって炎症を起こしてしまいます。薄毛を防ぐためにも、正しいワックスの使い方と選び方をしっかり理解しておきましょう。
この記事が、一人でも多くの方の悩み解決に役立ちますように。
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