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化粧水に配合される界面活性剤が危険って本当?役割や効果を紹介

化粧水には防腐剤やアルコールなどのさまざまな化学物質が含まれています。

その中でも代表的なものが界面活性剤でしょう。

界面活性剤と聞くと体に悪いというイメージがある方も多いと思います。

ですが、化粧品に含まれる界面活性剤は必要不可欠のものです。

そこで今回は界面活性剤の役割や効果、種類別の安全性、選び方について詳しく説明していきます。

界面活性剤の種類や選び方を知ると、スキンケアがもっと楽しくなりますよ^^

化粧水に配合される界面活性剤の役割と効果

化粧水を作る際に、水と油(保湿成分や美容成分など)が必要です。

界面活性剤には水と油の性質を変えてつなぎ合わせるという役割があります。

通常であれば水と油は混ざらないので、本来化粧水を作ることはできません。

しかし界面活性剤を使うことで、水と油の性質が変わって混ざり合うので化粧水を作ることができます。

界面活性剤の説明図

つまり、化粧水を作るには

  • 界面活性剤

この3つが必要不可欠です。

このように化粧水を作るのに必要な界面活性剤にはどのような効果があるのでしょうか。

界面活性剤は肌に悪いの?

CAUTIONと書かれた標識

化粧水作りに欠かせない界面活性剤ですが、すべての界面活性剤が体に悪いということはありません。

ですが、ものによっては肌荒れを起こす可能性があります。

人間の皮膚はタンパク質が主成分でできております。

しかしながら、界面活性剤には”タンパク変性”と呼ばれる、肌の組織であるタンパク質を化学的に破壊する性質があります。

この作用は、どの界面活性剤でもあり得ますので、言い換えれば全ての化粧品に

「肌の組織を破壊する作用がある」

ということです。

 

界面活性剤は、タンパク変性によって、肌の組織を破壊しますが、そのイオン性によって刺激度合いが変わります。

界面活性剤の説明図

※ボールペンでサラッと書いたので汚くてすみません(本当はもっと複雑です)

仕組みはもっと複雑ですが、イオン結合を切る力によって刺激度合いが変わると思って貰えば分かりやすいと思います。

界面活性剤の種類で肌刺激が変わる

界面活性剤の種類によって、肌の組織を破壊する作用は変わります。

<界面活性剤の種類>

  1. 陽イオン界面活性剤(カチオン)
  2. 陰イオン界面活性剤(アニオン)
  3. 両性界面活性剤
  4. 非イオン界面活性剤(ノニオン)

界面活性剤は、大きく分けてこの4種類に分類されます。

タンパク変性=肌刺激が強い順に、1→4と並んでおります。

陽イオン・陰イオン界面活性剤の刺激

陽イオン・陰イオン界面活性剤は、比較的肌への刺激が強いです。

先ほどの、イオン結合の写真をもう一度見てみましょう。

界面活性剤の説明図

肌の原料であるタンパク質は常にプラスやマイナスの電位を持っており、イオン結合で構成されております。

このイオン結合が切り離されることにより、肌刺激が生じます。

つまり、プラスの電位を持っているカチオンや、マイナスの電位を持っているノニオンがイオン結合を切り離すことができるので、より強い刺激性(=強いタンパク変性力)のある界面活性剤となります。

カチオン界面活性剤は、リンスやトリートメントなどの帯電防止目的や、手洗い洗浄などの殺菌を目的として使われることが多く、最近ではスキンケアにあまり使われません。

また、よく耳にする「ラウレス硫酸Na」や石鹸の原料である「カリ石ケン素地」は陰イオン界面活性剤であり、イオン結合の切り離しによるタンパク変性力が強いため、肌が弱い人や敏感肌・乾燥肌の方にはちょっと刺激が強いのかな?と思います。

しかし、陰イオン界面活性剤のみだと肌への刺激性が強いことから、ほとんどの化粧品には他の界面活性剤を混ぜて使用することが一般的です。

両性界面活性剤の刺激

両性界面活性剤は、プラスとマイナスの両方の電位を持っているため、イオン結合を切り離さないことにより、比較的肌への刺激はありません。

溶け込む化粧水が中和性であればそのまま依存しますが、酸性溶液やアルカリ溶液であれば、カチオンやアニオンへの性質へと変わるため、結果的に刺激につながる場合があります。

基本的に主剤として使われることはほとんどなく、

  • 洗浄力の増加
  • 可溶化向上
  • 刺激性の緩和

など、他の界面活性剤との相乗効果目的とした、補助剤として配合されることが多いです。

非イオン界面活性剤の刺激

名前の通り、プラスやマイナスイオンの両方を持たないため、イオン結合切り離しによる肌刺激がほぼないと言って良いでしょう。

  • 敏感肌
  • 乾燥肌
  • 肌が弱い人
  • 肌を綺麗に保ちたい人

など、肌に気をつけている人は非イオン界面活性剤を使用した化粧水を使用するのがオススメです。

<非イオン界面活性剤一覧>

  • PEG-60水添ヒマシ油
  • ステアリン酸グリセリル
  • オレイン酸ポリグリセリル-10
  • (カプリリル/カプリル)グルコシド
  • デシルグルコシド
  • コカミドDEA

もっとたくさんの種類がありますが、ここでは抜粋してご紹介しております。

これらは化粧水や洗顔料に配合されていることが多いため、選ぶ際には成分表に記載があるかの参考にしてみてください。

【まとめ】非イオン界面活性剤配合の化粧水を選ぼう

化粧品には界面活性剤が含まれることがほとんどですが、化粧品を作るために欠かせません。

また、イオン性によって肌刺激に差が出ることもご紹介いたしました。

化粧品を作るためには必要な成分ですが、肌質によってはカチオンやアニオンは長時間もしくは大量に付けることで肌荒れを起こす可能性があります。

界面活性剤を避けるのではなく、自分の肌にあった選び方をすることがとても大切です。

そのため化粧品を購入する時は、非イオン界面活性剤配合のものをオススメします。

中には、天然由来でできた非イオン界面活性剤もあるので、私はオススメですね。

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