
敏感肌の人必見!肌に優しいスタイリング剤を選ぶポイントは1つだけ
ワックスなどのスタイリング剤は髪の毛を整えられる便利アイテムです。
しかし、中には頭皮や髪に良くないものもあります。
そのため、敏感肌の人はなかなか自分に合った商品と出会えないという方も多いでしょう。
敏感肌の人は成分表示に注目すると、自分に合わないスタイリング剤を選ばずに済みます。
では、成分表示のどのポイントに注目すれば良いのかご紹介していきます。
スタイリング剤の正しい付け方や落とし方もご紹介しているので参考にしてください。
目次
敏感肌がスタイリング剤を選ぶ時は成分に注目
スタイリング剤を含む化粧品には成分表示があります。
商品のパッケージに書かれていることが多いので、見たことがある人も多いでしょう。
実は化粧品には成分表示に関するルールがあります。
- 全ての成分を記載する
- 配合量の多い順番に記載する
- 配合量が1%以下の成分は順不同で記載できる
- 着色料は配合量に関わらず末尾にまとめて記載する
敏感肌の人は成分表示を見ることである程度、安全かどうか分かります。
例えば特定の成分で肌が荒れると分かっていればその成分の表記がない、もしくは1%以下の場所に記載されていると安全です。
安全なスタイリング剤を購入するためにも、商品を選ぶ際は成分表示を確認しておきましょう。
ちなみに、パッケージには成分表示を表記するルールがありますが、ネットにある商品紹介ページの場合は当てはまりません。
そのため、ネットで販売されている商品によっては成分表示が載っていないこともあります。
成分表示を確認したい場合は店頭で商品を手に取って見た方が確実です。
敏感肌の人が気を付けておきたい成分
敏感肌の人は特に添加物で肌が荒れることが多いです。
そのため以下の添加物が含まれていないかどうか確認しておきましょう。
- サルフェート
- 防腐剤(パラベン)
- 合成界面活性剤(PEG/PPG/BG)
- 鉱物油
- 合成着色料
- 合成香料
- 酸化防止剤
添加物は他にもありますが、これらはスタイリング剤に含まれることが多いです。
敏感肌の人は気を付けておきましょう。
もし添加物を極力排除したいならオーガニックがおすすめです。
無添加ならオーガニックがおすすめ
オーガニックとは合成着色料などの添加物を極力排除して、自然由来の成分を配合したもののことを言います。
添加物を使わない代わりに、自然由来の植物に含まれる成分で補っているということです。
しかし、オーガニックの中には添加物が含まれる商品もあります。
それは日本にオーガニックの認証機関がないからです。
オーガニックに関する明確な表記がないので、定義が曖昧になっています。
商品のパッケージにオーガニックや自然由来という表記があっても、絶対に添加物を含んでいないとは限りません。
オーガニック製のスタイリング剤でも必ず成分表示を確認しておきましょう。
ワックスで肌荒れしやすいメンズにはオーガニックがおすすめ!
敏感肌の人がスタイリング剤を使う前はパッチテストが必須!
いくら添加物を含んでいないスタイリング剤でも体に合わない可能性もあります。
例えばオーガニックのスタイリング剤でも、特定の植物にアレルギー反応を示すかもしれません。
選んだスタイリング剤が本当に体に合っているかどうか確認するためにも、使用前には以下の方法でパッチテストをしましょう。
- 上腕をせっけんなどで清潔にする
- 1円玉サイズのスタイリング剤を上腕に塗る
- 汚れが付着しないようにコットンなどでガードする
- 30分放置する
- 30分後に赤みや腫れなどの異常が現れていないか確認する
- 異常がなければ24時間後・48時間後の2回確認する
- 48時間後に異常がなければクリア
全部で2日ほどかかりますが、安全性を確認するためには大切な工程です。
一応、24時間時点で90%までは反応が出ます。
しかし、まれに48時間後に異常が現れるケースもあるので、最後までしっかりとパッチテストしましょう。
もし48時間に行きつくまでにかゆくなったり、赤くなった場合はそのスタイリング剤が肌に合っていません。
肌荒れを起こした場合はすぐにスタイリング剤の使用をやめて、患部を水で洗い落としましょう。
すぐに洗い落とすと肌やかゆみが徐々に引いていきますが、場合によっては治らないこともあります。
いつまでも肌荒れが治らない場合は病院に行って診てもらいましょう。
【頭皮に優しい】スタイリング剤の正しい使い方
スタイリング剤には正しい使い方があります。
なんとなく使っている方もいるかもしれませんが、それが原因で頭皮が荒れる可能性もあるので、自分の使い方が合っているか確認してみてください。
- ドライヤーで髪を乾かす
- 手を洗って1円玉サイズのワックスを出す
- 指と指の間を含め手の平全体にワックスを広げる(テクスチャの色味がなくなるまで)
- 髪を揉みこむ(後ろ髪→サイド→前髪の順番で付ける)
- 手の平を左右に振って全体的に髪を整える
- 最後に前髪を整える
このように、ワックスには正しい使い方があります。
最初にドライヤーを使ってある程度髪を整えると、ワックスを付けてからの作業が楽になるのでおすすめです。
そして敏感肌の人が気を付けておきたいポイントは、ワックスなどのスタイリング剤を頭皮に付けないことです。
ワックスには油分が含まれています。
油分が頭皮に詰まると炎症を起こして、かゆみやフケなどの悪影響が及びます。
もっとひどくなると抜け毛が発生してハゲるかもしれません。
頭皮にワックスを付けないためにも、テクスチャの量と付け方には気を付けておきましょう。
もし頭皮に付いてしまったという方はシャンプーやリンスを使えば落とせます。
スタイリング剤を使った後はヘアケアをお忘れなく!
いくら無添加のスタイリング剤を使っていたとしても、いつまでも付けていると髪や頭皮に良くありません。
1日の用事が終わったら必ず髪を洗いましょう。
ワックスを付けた場合の髪を洗う手順はこちらです。
- ぬるま湯(35℃程度)で髪を洗う
- リンスやコンディショナーを使う
- 泡をしっかりとぬるま湯ですすぐ
- 最後にシャンプーを使う
このような手順で髪を洗えばワックスは落ちます。
ぬるま湯(35℃程度)で髪を洗う
ポイントはぬるま湯の段階で、ある程度ワックスを落としておくことです。
最初に落としておくことでシャンプーやリンスの手間が減ります。
また、ぬるま湯を使う理由は頭皮に優しいからです。
中には熱々のお湯でシャワーを使う人もいるでしょう。
しかし、熱いお湯を使うと肌が乾燥しやすくなるのであまり良くありません。
特に敏感肌の人は肌が乾燥すると荒れやすくなります。
冬場にはお湯の温度を上げたくなりますが、35℃程度に留めておきましょう。
リンスやコンディショナーを使う
基本的にシャワーを浴びるとスタイリング剤は落ちますが、ハード系のワックスやたくさんの量を使っていると落ちないこともあります。
シャワーで落ちない時はリンスやコンディショナーが効果的です。
リンスやコンディショナーには、ワックスの成分と混ざり合って落としやすくする効果があります。
また、リンスやコンディショナーを使った時はシャンプー前にしっかりすすぎ落とすことが大切です。
洗い落としがあるとシャンプーの効果が行き届きません。
入念にシャワーですすぎ落としましょう。
シャンプーを使う
最後にシャンプーをしますがポイントは全部で3つあります。
- シャンプーは手で泡立ててから使う
- 頭を洗う時は指の腹を使う
- 洗い落としがないようにしっかりとすすぐ
このポイントを押さえておかないと頭皮に悪影響が出ます。
もし現在、シャンプーを使っていて上記の条件に当てはまらないという方は今すぐに改善しましょう。
まとめ
敏感肌の人が肌に優しいスタイリング剤を選ぶポイントは成分表示です。
成分表示に添加物や自分の体と相性が悪い成分が含まれているかを確認すると、商品選びに失敗しにくいです。
特にオーガニック製は添加物が少ない傾向があるので、敏感肌の人に向いています。
ただ、すべての敏感肌に合うわけではないので、本格的に使用する前にパッチテストで様子を見ましょう。
パッチテストは少し時間がかかりますが、仮に肌に合わない状態で使うと取り返しのつかないことになるかもしれません。
敏感肌の人がスタイリング剤を安心して使うためにも、成分表示の確認とパッチテストは大切です。
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