
肌質によって洗顔料は変えるべき!?肌質別の洗顔料の選び方
「今使っている洗顔料では肌質がよくならない」、「新しく洗顔料を買ったらいつも以上に肌が荒れた」といった方は、洗顔料を変えてみたほうがいいです。
自分の肌質に合っていない洗顔料を選んでしまうと、肌質は良くならないどころかむしろ悪化していまうケースもあります。
しかし、肌が荒れたときに化粧水や乳液を変える方は多いですが、洗顔料を変える方はあまり多くいません。
そのため、洗顔料の選び方や種類を知らない方も多くいます。
肌を綺麗にしたいなら、洗顔料にもこだわってみましょう。
この記事では、肌質別に洗顔料の紹介や肌質の紹介をしていきます。
記事の最後には、正しい洗顔方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
肌質によって洗顔方法は変えるべき?
洗顔方法は、肌質によって変えるべきです。
というのも、乾燥肌の方と脂性肌の方では肌質が全く異なるからです。
- 乾燥肌の特徴
乾燥肌の方は皮膚にうるおいが足りないため肌がカサカサしていたり、うるおいを補給するためにおでこや鼻といったTゾーンが脂ぎっている状態です。
肌が乾燥していると、赤みやかゆみといったトラブルが起きやすいのが特徴です。
赤みやかゆみの症状が現れる方は、水分補給をメインとしたスキンケアをした方が良く、洗浄効果の高い洗顔料を使ってしまうと大きな刺激を与えてしまい、皮脂を必要以上に落とし余計に悪化してしまいます。
- 脂性肌の特徴
一方で、脂性肌の方は顔全体に脂が多い状態です。
おでこや鼻といったTゾーン以外にも、頬や顎といった部分にも脂が多くテカリが目立ち、指で触れるとベタベタした感触があります。
脂が多いと、皮脂をエサとするアクネ菌が繁殖しニキビもできやすくなるため、比較的洗浄力の高い洗顔料で皮脂を洗い落とさなければいけません。
そのため、自分の肌状態によって洗顔方法は変えるべきです。
間違ったスキンケアをするとどうなる?
間違ったスキンケアをすると、肌荒れを起こしたりニキビができたりと肌の状態は悪化していきます。
例えば、乾燥肌の方が洗浄力の強い洗顔料を使うと肌に必要な皮脂まで落とし、水分は余計に失われよりカサツキます。
脂性肌の方がアミノ酸系のしっとりとした洗顔料を使っても顔の脂を取り除くことができず、改善されません。
また、その上から化粧水を使っても効果を発揮しません。
綺麗な肌を作り症状を悪化させないためにも、自分の肌質に合った洗顔料を使うことは重要になってきます。
洗顔料の種類を変えてみる
自分に合った洗顔料が分からない方は、まずは洗顔料の種類を知るところから始めましょう。
洗顔料の種類を知ることで、自分の肌質に合ったものを選ぶことができ、肌トラブルを未然に防ぐことができます。
フォームタイプ
フォームタイプは、泡立ちがよく最も一般的な洗顔料になります。
種類が多いのが特徴で、さっぱりタイプやしっとりタイプ、脂性肌向けや混合肌向けの商品が多くラインナップしているため選びやすいのもポイントです。
フォームタイプはさっぱりとした洗い心地を求めている方に向いていますが、界面活性剤といった汚れをごっそり洗い落とす強い成分が入っています。
そのため、人によっては強い刺激を感じるのがデメリットになります。
チューブタイプになっている商品が多く、使いやすいのも特徴です。
固形石鹸
固形石鹸は根強い人気があり、有名な商品でいうと赤や青の箱に入れられた牛乳石鹸ですね。
泡立ちがよく肌に優しいのが特徴です。
肌に優しく、洗った後もさっぱりとしていながら余計な皮脂や汚れをしっかりと洗い落としてくれます。
刺激が少なく汚れもしっかり落としてくれるため、脂性肌や乾燥肌、それからニキビに悩む方におすすめです。
ジェルタイプ
ジェルタイプはほぼ水で出来ているため、フォームタイプや固形石鹸よりも泡立ちが非常によいという特徴があります。
水分を多く含んでいるため、肌に優しいのもポイント。
また、洗浄力が強いため脂性肌のような皮脂が多い方におすすめです。
しかし、洗浄力の強さは界面活性剤の強さでもあり、肌に負担がかかってしまうため使用後のスキンケアは必須になります。
泡タイプ
泡タイプは、手に乗せたときに既に泡となって出てくるため、モコモコの泡を作る手間や泡を作るのが苦手な方におすすめです。
種類によっては非常にきめ細かいタイプもあるため、使用感はバッチリ。
洗浄力はさほど高くないものが多いため、多くの人に受け入れられるタイプです。
パウダータイプ
パウダータイプは、パウダー状に水を加えて泡立てて使用するタイプです。
泡がきめ細かくなりやすいため、毛穴の奥に入り込んで毛穴汚れの除去に役立ちます。
しかし、酵素タイプは洗浄力が強く肌を傷つける恐れもあるため、乾燥肌やニキビ肌の方にはおすすめできません。
酵素の力で肌を傷つけ、悪化させる危険があります。
自分の肌質をチェック
肌質に合った洗顔料を選ぶには、自分の肌質がどれに当てはまるか確認しておく必要があります。
下記に記載した内容をもとに、自分の肌質がどれに当てはまるかをチェックしてから選びましょう。
乾燥肌
乾燥肌は、口元やフェイスライン、頬にざらつきがあり、お風呂上りや顔を洗った後に皮膚が突っ張る方です。
また、乾燥により皮膚にかゆみが出る方も乾燥肌です。
そんな方は、刺激が少なくて保湿成分が含まれているフォームタイプがおすすめです。
乾燥している方は必要以上に皮膚の脂を落としてしまうと悪化してしまうため、保湿成分が含まれているものにしましょう。
脂性肌
脂性肌の方の特徴は、顔全体にテカリやべたつきがあり、肌が突っ張らないのが特徴です。
また、毛穴が開いている状態で同じところにニキビが出来やすいのも特徴です。
上記に当てはまる方は、顔全体に脂が多い状態であるため、比較的洗浄力が強く皮膚の汚れを洗い落としてくれるジェルタイプや固形石鹸がおすすめです。
洗浄力の強い洗顔料でしっかりと汚れを洗い落とすことで、テカリやべたつきを抑えることができます。
混合肌
混合肌の方は、おでこや鼻といったTゾーンにテカリはあるけど、頬やフェイスラインが乾燥している状態のことです。
また、肌全体がツッパルなんて場合も混合肌に分類されます。
そんな方は、保湿成分が含まれているフォームタイプがおすすめです。
しっかり保湿を与えることで、顔全体のうるおいバランスが整います。
洗浄力の強いジェルタイプや固形石鹸を使ってしまうと、頬やフェイスラインといった乾燥している部分に必要な皮脂まで落としてしまい、余計悪化してしまいます。
そのため、基本的には乾燥肌の方と同じスキンケア対策を行いましょう。
ニキビ肌
顔にニキビがポツポツとできてしまってる方は、なるべく洗浄力が弱く低刺激な固形石鹸やニキビ用のフォームタイプがおすすめ。
というのも、ニキビはちょっとした刺激でも悪化してしまうため、刺激を与えずにモコモコの泡で洗浄したほうがいいからです。
また、最近はニキビケア用の洗顔料も販売されているため、ニキビに悩む方は専用の洗顔料を探してみましょう。
普通肌
普通肌の方は、顔全体にうるおいがあり皮膚が突っ張らない。
また、Tゾーンに脂っぽさも感じられない方です。
そんな方は、顔全体のうるおいバランスが整っているため、現在行われているスキンケアで十分です。
洗顔料の使い方をマスターする
自分の肌質や自分に合うタイプか分かったら、正しい洗い方も知っておきましょう。
意外にも、正しい洗い方を知らずに洗顔をしている方は多くいます。
間違った洗い方をしてしまうと、肌荒れの原因にもなります。
まずは軽く洗う
まずは、ぬるま湯で軽く顔を洗って汚れを落としておきましょう。
軽く洗っておくことで、汚れが落ちやすくなります。
また、ぬるま湯の温度は30~35℃くらいがベストです。
洗顔料を泡立てる
軽く顔を洗ったら洗顔料を泡立てましょう。
この時に、泡立てネットなどを使いモコモコに泡立てた状態にしましょう。
モコモコの泡で洗浄することで汚れを絡めとることができ、手の摩擦で顔を傷つけることなく洗い流せます。
洗う順番は、皮脂が多く分泌されるTゾーンから洗っていき、頬、フェイスラインの順番。
また、洗うときは円を描くように指で優しく洗い、汚れを落としづらい小鼻や目元は入念に洗いましょう。
ついついゴシゴシやってしまいがちですが、泡が汚れを絡めとってくれるため泡の力だけで丁寧に洗うように心掛けましょう。
優しくすすぐ
30秒程洗ったら、すすいでいきます。
洗い残しがあるとニキビや肌荒れの原因になってしまうため、しっかりと洗い落とすことがポイントです。
タオルで優しく拭き取り化粧水などでアフターケアをする
最後に、タオルで優しくポンポンと軽く叩くように水気を拭き取りましょう。
ゴシゴシしなくてもタオルは水分を吸収してくれます。
くれぐれもゴシゴシしないように気を付けながら拭き取り、その後に化粧水などでしっかりと水分補給をしてあげることが大事です。
どの化粧水を使えばいいか分からない方は、オーガニック化粧水がおすすめです。
オーガニック化粧水は、石油由来成分や合成成分を極力使わず、無農薬無化学で育てられた植物の成分を多く使っています。
そのため、低刺激性で肌に優しく、肌本来が持っている機能を高め綺麗になろうとする力をサポートしてくれます。
そのため、肌が荒れている方や今までに肌が荒れてしまった方におすすめの化粧水になります。
【ブランド別】メンズ用オーガニックコスメをご紹介!選び方も解説!
こんな洗顔はNG
こんな洗顔をしている方は、いくら良い洗顔料を使っても肌は一向に綺麗にならないため、すぐに止めましょう。
- ゴシゴシ洗っている
- 熱湯や冷水での洗顔
- 洗顔後に化粧水などを使っていない
上記に当てはまる方は、皮膚を傷つけている可能性があるためあまりお勧めしません。
ゴシゴシ洗顔している
洗顔料を泡立てずにゴシゴシ顔を洗うと、手の摩擦で皮膚を傷つけてしまいます。
傷ついた皮膚からは細菌が入り込み、ニキビや肌荒れの原因になります。
特に、さっぱりと洗いたい男性に多く見受けられますが、皮膚を傷つけかねない行為なので今すぐに止めましょう。
熱湯や冷水での洗顔
熱湯や冷水での洗顔は、皮膚に余計なダメージを与えてしまっています。
体温よりも高い温度で顔を洗うと、必要以上に脂を落とし乾燥を招きます。
冷水は、皮膚にこびりついた汚れを十分に落とすことができません。
また、顔の温度が冷えることで血行不良が起き、顔の皮膚に栄養が届かなくなりターンオーバーが乱れてしまいます。
ぬるま湯程度で洗顔しましょう。
洗顔後にスキンケアなどを使っていない
洗顔後は、スキンケアしない行為はNGです。
というのも、洗顔後は肌の水分が失われている状態です。
そのため、しっかり水分補給をしてあげることで乾燥を防ぎ、皮膚の内部と表面の水分バランスを保つことでターンオーバーが整いい綺麗な肌に近づいていきます。
まとめ
洗顔料は、化粧水や乳液に比べて変えてみようと思われないスキンケアアイテムです。
しかし、洗顔料が自分の肌質に合っていないと、ニキビや肌荒れといったトラブルに見舞われてしまいます。
そのため、自分の肌質にあった洗顔料を選ぶことも重要です。
この機会に、自分の肌質に合った洗顔料を選んでみてください。
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