
化粧水に含む「シリコン」が肌荒れの原因!?デメリットを紹介
肌に良くないと言われている「シリコン」。
化粧品の成分をチェックする人にとっては、安全性が気になりますよね。実は、肌が弱い人が使うと肌荒れの原因となる場合があります。
今回は、シリコン化粧水のデメリットを成分の特徴から詳しく解説していくので、自分の肌に合う化粧水選びにぜひ役立ててください。
目次
化粧水にも配合されているシリコンとはそもそもどんな成分?
化粧水、シャンプーだけに限らず、シリコンは様々な商品にも使用されています。
メンズが頻繁に使用する可能性があるものに限っても、男性向けBBクリーム、日焼け止め、シャンプー、リンス、化粧水、乳液、オールインワン美容液、歯磨き粉などなど、非常に多岐にわたっていますね。
また、日常生活でも、シリコンカップ、シリコンスチーマーなど、シリコン素材の製品は身近にありますよね。
そして、なんと食品添加物でもあるのです。
厚生労働省も認定している安全な成分!
なぜ、こんなにも日常生活にシリコンが溢れているのかというと、安全性が非常に高い成分だからです!
しかも、頭皮や皮膚の毛穴から体内に浸透することがないので、人体への影響もありません。アレルギーも起こしにくいそうです。
そして、何より化学的に”安定している”こともポイントで、経年劣化の心配がありません。
耐熱性にも優れているので、どんな製品でも採用されやすい背景があるのですね。
シリコンの種類と特徴
調理機器、ベビー用品、医療分野でも採用されているシリコン製品ですが、その特徴はどんなものがあるのでしょうか?
調理器具でイメージできる通り、においもなければ、水や油もはじきます。透明で何も染み込まないのが特徴です。
お肌における効果をイメージしやすくするためにも一度整理しておきたいと思います!
①「ジメチコン」など一般的な構造のシリコン
最もよく使用されている構造のものです。
ジメチコンが配合されていると、使用感の向上が得られます。
「なんか塗ったあとツルンとする!」「テクスチャーが良い」という感覚はこのジメチコンの働きによるものです。
しかし、このテクスチャ―や使用感の良さは、あくまでも”使ったとき”に限ってのお話。
本当に肌自体が改善してツヤ感がでたり、ハリが出たのではなく、肌の表面をシリコンがコーティングしているからであることに注意が必要なんです!
②「シクロメチコン」などの揮発性シリコン
シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなどが揮発性を持っています。
揮発性とは、言葉のとおり”蒸発する”ということで、化粧品のべたつきを軽減させる働きが期待できます。
また、クリームなどの感触・スベリをよくする効果もありますよ。
確かに、もったりしていたり、感触やスベリのよいクリームの方が効き目がありそうですよね。
日焼け止めなどの感触の悪い商品に配合することで、そのテクスチャーを滑らかにしています。
しかし、揮発性があるということは、蒸発する際に、お肌にの水分も一緒に持って行ってしまう可能性が大!!!
表面上はわからなくても、肌の内部が乾燥しているインナードライを引き起こしてしまうかもしれません!
③「アモジメチコン」などのアミノ変性シリコーン
簡単に言うとサラサラ感を演出してくれる働きがあります。
シャンプーやトリートメントをした後、髪の毛一本一本がサラサラとする感覚を得られることができますが、それはこのアモジメチコンのおかげ。
髪の毛をアモジメチコンがコーティングすることで、サラサラの髪の毛になるのです。
ですが、ジメチコンの時と同様で髪の毛自体の質が改善したわけではありません。
反対にコーティングされてしまうことで、本当に浸透する必要のある美容成分が浸透できなくなってしまう作用も出てきてしまいます。
化粧水におけるシリコンの作用
化粧水などのスキンケア用品を購入する際は、まずボトルの背面や箱の背面に記載されている成分表示を確認して、先に紹介した成分が配合されていないかチェックすることを強くおすすめします!
しかし、女性であっても、成分までしっかりチェックしている人はまだまだ少ない印象。
やはり、テクスチャーや使用感も大切ですので、特に肌が弱くない人は気にせず使用しているかもしれません…。
化粧水におけるメリット
これまで出てきた特徴・働きの中で化粧水にしたときにあらわれるメリットについて、ざっくりとまとめるてみると、
- つや感・ハリが出る(出たように見える)
- テクスチャー・使用感が良くなる
- べたつきを抑えてくれる
- アレルギーも起きにくい
- 劣化しない
などの働き・メリットが男性用化粧水でも感じられることがわかります。
これだけみると人体にも害はないし、配合されていてもいいんじゃないの?と思う方も多いのではないでしょうか?
メンズにオススメしたくない理由!化粧水におけるデメリット
化粧水や乳液など、スキンケア商品はノンシリコンがおすすめ。
特にメンズにはオススメしたくない理由とデメリットをわかりやすく紹介しますね。
デメリット①強いクレンジングでないとしっかり落ちない!!
これが、メンズにオススメしたくない理由No,1!!
シリコンは安定性の高い成分であることから、肌をしっかりと包んでしまいます。
しかも、油にも馴染みにくい性質から、ちゃんとしたクレンジングを使わないと、綺麗に落ち切らないのです。
女性であれば、メイクした日はほぼ毎日クレンジングをするので、そこまで過度に心配する必要もないのですが…
メンズはどうでしょうか…?
「メイクしていない日も毎日クレンジングしっかりしているよ!」という方はほぼ皆無だと思います。
むしろ「一応、化粧水だけはしています」「クレンジングなんて持っていない!」という方が最も多いのではないでしょうか?
常にラップのような成分がお肌に張り付いた状態が良くないことは想像できますよね。
頻繁にクレンジングなどをしないメンズは、シリコン入りの化粧水、スキンケア商品は避けてくださいね。
なるべく自然に近いオーガニック商品などにしておくと、万が一、肌に残ってしまった場合も、肌への負担が軽減されますよ。
デメリット②美容成分、水分が浸透しにくくなる。
シリコンが肌をコーティングすることは先にも説明しましたよね。
そのおかげで、表面上はつるんとした質感が演出できるのですが、実際はラップを張り付けているような状態。
ラップの上から、どれだけ良い美容液や美容成分、水分をお肌に浸透させようとしても意味がないことは想像できますよね?
「つけた瞬間は良い感じなのに時間が経つと変な感じがする」
「どれだけ化粧水をしようしても、染み込む感じがしない」
というときはこれらの作用によるものなのです。
デメリット③揮発性によるお肌の乾燥を誘発
揮発性は蒸発することで、ベタベタ感を軽減してくれる作用。
メンズにとってはすっきりとした使用感が気に入る方も多いのではないでしょうか?
ですが、本来の肌のなかにある水分は何よりも大切。
一緒に大切な水分が奪われてしまっては元も子もありません。
シリコン入り化粧水は避けたほうが無難。
成分自体が人体に直接問題を引き起こすわけではありませんが、毎日クレンジングをするなどのお手入れが必要になってしまうシリコン。
- 強いクレンジングでないと落ちにくい
- 肌をコーティングしてしまい、水分や美容成分が浸透しにくくなる
- 揮発性による肌の乾燥を引き起こす
メイクは行わず、スキンケアだけを行うメンズには特におすすめできない理由をお分かりいただけましたでしょうか?
「化粧水だけ毎日している」「敏感肌みたい…」というメンズは特に、自然由来のオーガニック系化粧水を使用するのを強くおすすめしますよ。
是非検討してみてくださいね。
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