
髭剃り後の化粧水がしみる!ヒリヒリする原因と対処法
メンズの毎日に欠かせない習慣といえば髭剃り。
しかしこんなお悩みはありませんか?
「シェービングの後に化粧水をつけたら顔がヒリヒリする」
「アフターシェービングローションで肌荒れしている気がする」
肌の調子を整えるために髭剃り後のケアをしているのに、なぜこのような問題が起きてしまうのでしょうか。
髭剃り後のヒリヒリに悩むあなたも、この記事を読むと髭剃りが苦にならなくなりますよ^^
今回は髭剃り後の化粧水がしみる原因と対処法について解説します。
しみにくい化粧水の選び方についてもまとめました。
目次
髭剃り後の化粧水がしみる理由
シェービング後の化粧水がしみるのには、いくつか原因があります。
原因を突き止めれば、おのずと解決の糸口が見えてくるでしょう。
髭剃りのやり方が間違っている
正しい手順を踏んで髭剃りをしないと、肌を傷つけてしまいます。
そもそもカミソリを肌に当てるというのは、皮膚に刃物を当てるという行為。
毛だけを除去しているように見えても、皮膚を保護してくれている角質層まではがしているのです。
角質層がはがれると、水分バランスが保たれなくなり雑菌が侵入することもあります。
肌が無防備になっているところに化粧品をつけると、刺激を感じることがあるでしょう。
正しい方法でシェービングをして、カミソリの刃の交換など道具のメンテナンスにも気をつかうことが大切です。
化粧水が合っていない
化粧水がしみるというのは、それ自体があなたの肌質に合っていないという可能性があります。
髭剃り後に使う「アフターシェービングローション」やメンズ用の化粧水には、さっぱり感を出す成分が多く含まれているものが多いです。
男性は皮脂が多く、ベトベトしたコスメを嫌う傾向にあります。
多くの人に手に取ってもらえるよう、メントールやエタノールなどの清涼成分を配合した商品が多いのです。
ケガをした部分にアルコール消毒液を吹きかけるとしみますよね。
これと同じことが肌で起きていると考えてください。
バリア機能の低下
乾燥や紫外線、ホコリやアレルギー物質から私達の肌を守ってくれる「バリア機能」が低下していると、化粧水がしみることがあります。
バリア機能を低下させる要因として、以下のようなものがあります。
- アトピー性皮膚炎などの疾患
- 物理的な刺激
- 合わないスキンケア
- 質の悪い睡眠
- 食生活の乱れ
バリア機能について詳しく
私たちの身体の表皮は、4層になっています。
一番外側にある角質層は、わずか0.02㎜。
これはラップ一枚程度の薄さです。
つまり私達の肌は、ラップほど薄い角質層によって守られているということです。
ほんの少しの刺激で壊れてしまうというのがよく分かりますね。
角質層内の細胞がきちんと機能していると、水分がしっかり保たれます。
角質層が水で満たされていることが、健やかな肌の秘訣です。
顔がヒリヒリする時の対処法
「髭剃り後の化粧水がしみて、顔がヒリヒリする…」
どうにかしたい痛がゆさの対処法を見ていきましょう。
化粧水の使用をやめる
化粧水そのものが負担になっていることがあります。
使用を一時中断して、様子を見てみましょう。
改善するようなら、含まれていた成分が問題です。
改善しないようなら、他の要因があるということです。
冷やす
顔がヒリヒリするだけでなく、かゆみを感じる場合は保冷剤をハンカチでくるんで患部を冷やしましょう。
氷をビニール袋に入れて冷やしたり、冷水を浴びるのもOKです。
皮膚の温度が下がると、かゆみを感じる神経の興奮を鎮められます。
かきむしることでさらに状態が悪化するので、なるべくかかないようにしてください。
摩擦を起こさない
摩擦はバリア機能を低下させる大きな原因です。
洗顔時や、化粧品をつける時に皮膚をこすっていませんか?
汗をかいた時や風呂上がりに、ついついタオルでゴシゴシ拭いていませんか?
摩擦を与えるのはできる限り避けましょう。
タオルの繊維が摩擦になってしまうこともあるので、顔の水分をティッシュペーパーで拭き取るのもおすすめ。
また、化粧水をつける時にコットンを使用している人は手でつけるようにしてください。
コットンの繊維が負担になることもあるのです。
顔には基本的に触らないようにする意識も大事ですよ。
紫外線対策をする
紫外線は皮膚に炎症を起こし、ヒリヒリを悪化させる要因になります。
バリア機能が低下した肌は特に紫外線の影響を受けやすいので、しっかりとUV対策をするのが大切です。
日焼け止めを使用して肌を守りましょう。
皮膚科を受診する
化粧水の使用を中断したり、摩擦や日焼けに注意したりしてもしみるのが治まらない時は皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では、化粧品に含有されているアレルギー物質への耐性を調べることもできます。
以下のような症状が出たら、すぐに病院に行ってください。
- 水っぽいブツブツがある
- 皮膚が熱をもっている
- 腫れの範囲が広い
- ニキビにかゆみがある
しみない化粧水の選び方
健康で強い肌の人は、化粧水がしみることはありません。
髭剃り後のケアでヒリヒリを感じるのは、あなたの肌が敏感に傾いている可能性があります。
デリケートな状態でもしみない商品を選ぶポイントを解説します。
パッチテストをする
新しい化粧水を使う前に、必ず「パッチテスト」を実施しましょう。
パッチテストとは、アレルギーがあるかどうか確かめるための簡単なテストです。
このテストをクリアした商品だけを使うようにすれば、顔がヒリヒリするという事態を避けられます。
テストは3日間かけて行います。
【テスト1日目】
化粧水を二の腕の内側に10円玉大に塗布する。自然乾燥し、その後その部分には触れないようにする。
【テスト2日目】
24時間経過したら、塗布した部分をチェックする。異常がなければそのまま入浴し、もう一度同じ場所に塗る。
【テスト3日目】
2日めに化粧水を塗布した場所に異常が見られないまま24時間経過すればOK。次はこめかみなど狭い範囲に塗ってみて、何も異常がなければテスト合格。
時間もかかるので、かなり面倒な作業でしょう。
しかしこの手順を踏めば、ほぼ確実にトラブルを防ぐことができます。
ノンアルコール化粧水を選ぶ
敏感肌にアルコール成分は合わないことが多いです。
前述のとおり、メンズ化粧品は特に清涼感アップのためにアルコールが含まれていることが多いので気をつけましょう。
下記のような記載があるものを選んでください。
- ノンアルコール
- アルコールフリー
- エチルアルコールフリー
- アルコール不使用
また、化粧品に表示されている名称は「エタノール」です。
裏面にエタノールという記載がないものも安心でしょう。
ちなみにフェノキシエタノールは”防腐剤”であり、全く別の成分なので記載されていてもOKです。
>>化粧品に配合されるエタノールが肌荒れを起こす仕組みはこちらから
美容有効成分が少ない化粧水を選ぶ
肌が弱い人が、美容有効成分が多く含まれていて効果の高い化粧品を使うのはおすすめしません。
作用が多いものは刺激になりやすいのです。
風邪を引いた時に、栄養のある焼肉を食べようとする人はあまりいませんよね。
お腹に優しい、消化のいいものを食べるはずです。
肌が敏感な状態というのは、いわば肌が風邪を引いている状態。
栄養がありすぎるもの、つまり美容成分や作用が多いものは逆効果になってしまうのです。
成分がシンプルで、原材料が少ないものを選ぶといいでしょう。
「〇〇成分配合!」「〇〇作用でうるおい肌に!」のようなキャッチコピーは魅力的ですが、刺激が強すぎる可能性があります。
安全性テスト済みか確認する
「アレルギーテスト済み」「敏感肌化粧品テスト済み」「スティンギングテスト済み」という表記がある商品は、刺激が少ないことが立証されています。
どれも皮膚科専門医が参加して判断されたテストなので、信ぴょう性が高いです。
テスト済みだからといって絶対に安心とは言い切れないものの、デリケートな肌でも使える可能性が高いので判断の目安として役立つでしょう。
まとめ
髭剃り後に化粧水がしみるのは、単に商品が肌に合っていないというだけではありません。
髭剃りの方法が間違っていたり、何らかの原因で肌が敏感に傾いている可能性があります。
原因を突き止めて、優しい化粧水を使うことで改善されるでしょう。
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