
メンズ香水の失敗しない選び方とは|肌への付け方もご紹介
男性の中には体臭が気になるという方も多いでしょう。
夏場の汗をかきやすい時期だけでなく、年をとると加齢臭も発生します。
そんな嫌なニオイを消すために香水を利用している男性もいるでしょう。
しかしメンズの香水は複数の種類があるので、どれを選べば良いのか分かりにくいのではないでしょうか。
そこでメンズ香水の失敗しない選び方を紹介していきます。
正しい付け方も紹介しているので参考にしてください。
メンズ香水の選び方とは
メンズ香水を選ぶには以下の項目に注目しましょう。
- 種類
- 香りたち
- 匂い
ではこの3つのどういったところを見れば良いのか紹介していきます。
種類
ひとえにメンズ香水といっても種類があります。
香水は主にアルコールを溶かした香料と蒸留水でできていて、その時に含まれる香料によって以下の種類に分かれます。
- パルファン…香料の濃度が15~30%、持続時間は5~7時間
- オートパルファン…香料の濃度が8~15%、持続時間は5時間
- オードトワレ…香料の濃度が5~8%、持続時間は3~4時間
- オーデコロン…香料の濃度が3~5%、持続時間は1~2時間
このように種類によって香りの持続時間や匂いの濃度が異なるので、用途によって選ぶ必要があります。
例えばパルファンは光量が濃いのでパーティーなどの華やかな場におすすめです。
逆にオーデコロンはほんのりとした匂いなので香料独特の匂いが苦手な方に向いてます。
またオーデコロンはニオイが弱いので初心者におすすめです。
まずはオーデコロンを購入してそこから自分好みのものを探すと良いでしょう。
香りたち
香水には3種類の香りたちがあって、それぞれの種類よって、強い匂いが発揮されるまでの時間が異なります。
- トップノート…つけた瞬間~20分程度
- ミドルノート…トップノートが終わった瞬間から3時間程度
- ラストノート…ミドルノートが終わった瞬間から12時間程度
トップノートは第一印象とも言われていて、付けた瞬間に最も強い香りを放ちます。
強い匂いを放つ持続時間は短いですが、すぐに体臭を消したい時に便利です。
ミドルノートは中心的な香りと言われています。
ミドルノートの匂いが好きかどうかが、失敗しない選び方のポイントです。
そして最後の香りたちであるラストノートは3つの香りの中で最も持続時間が長いので、その人のイメージを決めます。
このように3種類の香りたちがあるので、トップノートだけで決めると失敗しやすいので注意が必要です。
失敗せずに選ぶためにも特にミドルノートに着目しましょう。
匂い
匂いには大きく分けると以下の種類があります。
- シトラス…柑橘系
- シングルフローラル…1種類の花
- フローラルブーケ…花束のような香り
- フローラルアルデハイック…セクシーな香り
- オリエンタル…ウッディ系
- グリーン…ナチュラル系
- シプレ―…落ち着くような香り
- フゼア…ハーブ系
このように複数の種類があるので、使うシーンによって使い分けるのがポイントです。
例えば営業職をしている方はさわやかさを感じるグリーン系を付けると効果的です。
色っぽい雰囲気を演出したい時はフローラルアルデハイックが適しています。
こういったように使い分けることでワンランク上の男性になれるのでおすすめです。
ただメンズ香水初心者の方は無難にシトラス系やグリーン系を選ぶと良いでしょう。
シトラス系やグリーン系はさわやかな香りがするので、ビジネスシーンから買い物などの日常生活まで幅広い場面で活躍します。
メンズ香水を肌に付ける時のポイントとは
メンズ香水は正しく付けないと効果が落ちます。
付けているのに匂いがしないとならないためにも正しい付け方を知っておきましょう。
- 量と種類に気を付ける
- 付ける場所は決まっている
- 付け直しは持続時間が切れてから
この3つの正しい付け方について具体的に紹介していきます。
量と種類に気を付ける
紹介したように香水には4つの種類があって、濃度や継続時間が異なります。
そのため同じ付け方をしていると失敗しやすいです。
失敗しないためにも種類に合わせて付ける必要があります。
- パルファン…点で付ける
- オートパルファン…線を引くように付ける
- オードトワレ…線を引くように付ける
- オーデコロン…前面に吹きかける
香りが弱いものはポイントで、強いものに対しては吹きかけるのが正しい付け方です。
例えば香りが強いパルファンを全身に付けると匂いのキツイ男性になってしまいます。
逆にオーデコロンをポイントで付けると、香りが薄くなるので体臭が消せません。
こういった具合に、種類によってベストな付け方があります。
特にパルファンはニオイが強いので特に注意しておきましょう。
付ける場所は決まっている
メンズ香水を付ける場所は以下の通りです。
- 耳の裏
- ひざ裏
- 腕の内側
- ヒジ
- 手首
- ウエスト
- 足首
主に暖かい血液が通っている血管が通っているところに付けると効果的です。
体の暖かい場所に付けることで香料が摘発して匂いを拡散する効果があります。
顔につけるイメージもあるかもしれませんが、顔に付けると香りで鼻がおかしくなります。
その結果、付け過ぎにもつながるので顔付近は避けておきましょう。
また衣類に付けることのもおすすめです。
衣類に付けるとよりさわやかな匂いが漂います。
例えば以下の場所に付けると良いでしょう。
- ハンカチ
- ジャケットの内側
- ネクタイの裏
- 下着や肌着
- 靴
この場所に付けることでワンランクアップした男性になれるでしょう。
付け直しは持続時間が切れてから
香水を付け直したいという方は持続時間が切れてからにしましょう。
香りが残っている場所にもう一度付けると匂いがきつくなるので注意が必要です。
そして匂いが切れたというのを自分で判断するのはあまりおすすめしません。
香水の匂いをまとっていると鼻がその匂いに慣れてきます。
その結果まだ香りが残っているのに、そのうえからさらにつけることになって、匂いがきつい男性と思われるでしょう。
付けすぎないためにも匂いが切れたかどうかは、他の人に判断してもらうのがベストです。
もし自分の判断で付け直しをしたいという方は、その香水が何時間継続するのかを見て、判断すると良いかもしれません。
メンズにおすすめのオーガニック素材とは
香水を購入したいという方はオーガニック素材のものもおすすめです。
オーガニックは花やハーブなどの天然由来の素材から作られているので、肌に優しいという特徴があります。
オーガニックでない通常のものは化学物質が使われているので、刺激が強すぎて肌を攻撃してしまうことがあります。
体臭を消す代わりに肌荒れになるは嫌でしょう。
その点オーガニックなら天然由来の素材で肌に優しいので、敏感肌の人におすすめです。
またオーガニックにはエッセンシャルオイルが使われているものもあります。
エッセンシャルオイルにはリラックス効果があるので、オーガニックの香水を付けると体臭が改善されて、気分もリフレッシュされるかもしれません。
オーガニックにはこのようなメリットもあるので、購入時にはオーガニックかどうかも確認しておくと良いでしょう。
まとめ
メンズ香水の選び時は以下の3つに気を付けておきましょう。
- 種類
- 香りたち
- 匂い
特に種類は大切です。
香水には香料の濃度によって4種類あって、香りや持続時間が異なります。
- パルファン
- オートパルファン
- オードトワレ
- オーデコロン
パルファンが最も香料の濃度が濃くて、オーデコロンは最も薄いです。
香料の濃さが違うので付け方まで異なります。
パルファンの場合はポイントで、オーデコロンは全体に吹きかけると効果的です。
間違って付け方をするとせっかくのさわやかな匂いも台無しになるので気を付けましょう。
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