
メンズにおすすめなオーガニック洗顔料4選と選び方3つ
肌に優しく、肌本来の自然治癒力をサポートするオーガニックコスメ。
最近では、メンズの方もオーガニックコスメに興味を持っている方は増えてきています。
しかし、オーガニックがそもそも分からない方は多いです。
オーガニックのことを知らないと、オーガニック洗顔料の選び方も困ってしまいます。
そこで、この記事ではオーガニックについて解説し、メンズにおすすめなオーガニック洗顔料4選とオーガニック洗顔料の選び方を3つ紹介します。
目次
メンズにもオーガニックの洗顔料がおすすめ
そもそもオーガニックって何?
オーガニックとは、有機栽培のことで農薬や化学肥料を使わずに有機肥料で土壌の力を借りて育てた農法のことです。
そして、オーガニックコスメとは有機栽培で育てられた植物から抽出した天然由来を原料とするコスメのことです。
日本の食品では、登録認定機関の認可を受けた食品にはJASマークが付けられて販売されています。
しかし、コスメ関係に関しては法律上の規定がないためほんの少しでも天然由来の成分を使用していれば、オーガニックコスメとして販売していいことになっています。
そのため、オーガニックかどうかを判断するのは製造や販売をしている企業次第となっています。
エコサート認証されたオーガニック化粧品は何がスゴイの?
【メンズにおすすめ】オーガニック洗顔料の選び方
日本には、オーガニックコスメとして販売していい基準があいまいになっています。
そのため、本当に効果があるのか怪しいなと感じてしまいます。
しかし、世界には非常に厳しい基準を設けられています。
国際基準をクリアした洗顔料を選ぶ
世界には、エコサートと呼ばれる1991年にフランスに本部が置かれた国際有機認証機関が存在します。
オーガニックコスメは、世界各国で基準があいまいで品質を維持するためにエコサートのような認証機関が設けられ、120ヵ国以上の国と地域で50,000件以上の認証実績を誇っています。
エコサート社が認証する「COSMOSオーガニック認証」には、非常に厳しい基準が設けられています。
COSMOSオーガニック基準
- 完成品の95%以上が天然由来成分であること
- 完成品の最低10%はオーガニック認定成分を配合すること
- 石油由来原料の使用は極力使用しない
- 化学香料を使用してはいけない
といったような基準が設けられています。
国際基準はCOSMOSの他に、COSMECO(コスメコ)やCOSMEBIO(コスメビオ)、ドイツ化粧品医薬鉱業企業連盟BDHI、NaTrueといった認定機関も存在します。
品質が高くオーガニックの効果を得たい方は、上記のような国際機関の認定を受けている商品を選びましょう。
香りがよいものを選ぶ
香りの良さは洗顔料選びに重要です。
というのも、自分が嫌いな香りの洗顔料は使うのが億劫になってしまいます。
エコサートや他の国際基準をクリアした洗顔料は、香料は使用されていませんが、天然由来成分の薔薇や柑橘系の爽やかな香りとリラックスできる香りを感じます。
洗顔料を選ぶ際には、香りにも着目してみましょう。
肌質にあった洗顔料のタイプを選ぶ
洗顔料は、自分の肌質に合った洗顔料の種類を選びましょう。
というのも、肌質によって洗顔料の合う合わないがあります。
- フォームタイプ
フォームタイプは最も一般的な洗顔料で、さっぱりタイプやしっとりタイプの商品があります。
泡立ちがよくモコモコの泡を簡単に作ることができますが、界面活性剤が使用されている商品が多く、肌に強い刺激を与えてしまうことも。
脂性肌や混合肌の方におすすめですが、選ぶ際は界面活性剤が不使用のものにしましょう。
- 固形石鹸
固形石鹸は原料がシンプルで添加物が使われていない無添加のものが多いのが特徴です。
また、商品によっては保湿成分が含まれている固形石鹸もあるため、洗顔後につっぱりを感じる乾燥肌の方におすすめです。
刺激が少なく肌に優しいため、ニキビ肌のかたにもおすすめ。
- ジェルタイプ
ジェルタイプはほぼ水で出来ており、泡立ちも良いため肌に優しいといった特徴があります。
洗浄力が強いため、過剰に分泌された皮脂をごっそり洗い落としたい脂性肌の方におすすめです。
- パウダータイプ
パウダータイプは、パウダーに水を含ませて使用する洗顔料です。
微粒な酵素が毛穴の奥に入り込んで毛穴に詰まった汚れをかき出してくれます。
毛穴汚れを改善し、くすみのない玖れいな肌にしたい方におすすめ。
- 泡タイプ
泡タイプはポンプのようになっているため、モコモコの泡を作るのが苦手な方や時間のない朝、さっと洗顔をしたいメンズ向けの洗顔料です。
洗浄力はフォームタイプや固形石鹸に比べたら劣るものの、しっかりと汚れを落としてくれます。
メンズにおすすめのオーガニック洗顔料4選
メンズにおすすめのオーガニック洗顔料を4つ紹介します。
国産ブランド2つと海外ブランド2つを分けて紹介していきます。
【国産ブランド】琉白 月桃クリアソープ
琉白は、エコサートの認可を得た沖縄の国産コスメブランドです。
化粧品は100%オーガニックで作られているため、安心して利用できるのがポイント。
中でもおすすめなのが、「月桃」シリーズです。
月桃とは、琉白の原料となるハーブのことで、沖縄では当たり前のように自生し高い抗酸化力や抗菌力があるため、肌が荒れやすい方などにおすすめです。
- 月桃クリアソープ
月桃クリアソープは、固形石鹸タイプの洗顔料です。
沖縄にしか存在しない「クチャ」という天然成分を使用しており、クレイの中でも粒子が細かく汚れを吸着する力が高いのが特徴です。
「クチャ」の他には、沖縄のミネラル豊富な海洋深層水、美肌効果の高い月桃葉ハーブ水に5種類のハーブエキスなどを配合しています。
アルガンオイルを配合しているためニキビ肌の方にはおすすめできませんが、うるおい成分が配合されているため、乾燥肌や混合肌、毛穴汚れに悩む方におすすめ。
また、さっぱりした洗い心地はメンズにもおすすめです。
まずは初回限定のトライアルセットからお試しください。
【国産ブランド】AOLUAM(アオルアム)サスティナブルフォーム
AOLUAMは、メンズ用のオーガニックコスメを展開している国産ブランドです。
当初は女性ブランドの立ち上げを想定していましたが、男性のスキンケア事情を知っていくにつれて男性用のメンズ化粧品の製造に力を入れるようになりました。
そんなAOLUAMからは、サスティナブルフォームがおすすめ。
泡立てが不要なフォームタイプの洗顔料で、テカリを抑え保湿効果を高める成分が配合されています。
過剰な皮脂だけを洗い落とし、洗顔後はさっぱりとしていてツッパリのない仕上がりが特徴。
天然由来成分を99%使用し、COSMOSオーガニック認証成分を9種類、その他高保湿な植物エキスをふんだんに使用しています。
オーガニックによる保湿効果だけでなく、常在菌サポート成分により、ニキビの元になるアクネ菌の発生抑制に働きかけ、清潔な肌へと導いてくれます。
香りは、柑橘で爽やかなベルガモットの香り。
ニキビや肌荒れ、脂性肌、泡立てが面倒だと感じる方におすすめです。
【海外ブランド】PHYT`S フィッツメンジェルオキシジェナント01
PHYT`S は、フランス発の世界中で愛されているオーガニックコスメブランドです。
海外ブランドではありますが、天然由来成分を100%配合しトップクラスの安全性と信頼度を誇るCOSMEBIO(コスメビオ)の認証を取得しています。
ちなみに、COSMEBIO(コスメビオ)の基準は以下の通りです。
- 全成分の95%以上が天然由来
- 合成成分は全成分の5%以下
- 全成分の10%以上が有機栽培された原料
- 植物成分の95%以上が有機栽培された原料
- 防腐剤を使用しない
- 着色料を使用しない
といった厳しい基準をクリアしています。
そんなPHYT`Sからは、フィッツメンジェルオキシジェナント01がおすすめ。
ジェルタイプの洗顔料で、汗や皮脂によるべたつきを抑え、メンズが好きなさっぱりとした仕上がりが特徴。
皮脂が多く分泌される脂性肌の方やさっぱりとした洗い心地を求めている方におすすめです。
【海外ブランド】WELEDA(ヴィレダ) モイスチャークレンジングミルク
WELEDAは、オランダ人の医師とオーストラリア人の哲学者であり化学者であった二人によって創業されたホリスティックオーガニックコスメブランドです。
自社のハーブ農園を持っており、土づくりから栽培方法までこだわり抜いた製法を確立しておりNATRUE(ネイトゥルー)の認証を取得しています。
NATRUE(ネイトゥルー)は、その化粧品が限りなくナチュラルであることを保証する自然化粧品の証です。
そんなWELEDA(ヴィレダ)からは、モイスチャークレンジングミルクがおすすめ。
ポンプ仕様になっているクレンジングオイルで、毛穴汚れを洗い落とし素肌にうるおいを与えます。
クレンジングとはいえ、これ一本で洗顔も担っているためクレンジングの後に洗顔料での洗顔を必要しないのが特徴です。
自分の肌に合った洗顔料を探そう
オーガニックコスメは、肌に優しく肌本来が持つ綺麗になろうとする力をサポートしてくれます。
そのため、敏感肌や肌荒れを起こしやすい方におすすめです。
とはいえ、どんな方にも合うかといったらそうではないため、オーガニック洗顔料を使って肌荒れを起こした方は使用を中止し、自分の肌質に合った洗顔料を探しましょう。
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