
【脂性肌】化粧水だけではNGな理由!乳液の必要性と選び方も解説
脂性肌の人の中には「化粧水だけ」でスキンケアを終わらせている人がいます。
乳液の必要性について知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、化粧水だけではNGな理由と乳液の選び方について解説しているので是非参考にしてください。
《この記事はこんな方にオススメ》
➩化粧水だけでは「NGな理由」を知りたい方
➩脂性肌に適した「乳液の選び方」を知りたい方
➩脂性肌を「根本から改善する方法」を知りたい方
目次
化粧水だけではNGな理由
化粧水だけではいけない理由は、
化粧水の水分が蒸発して「乾燥」しやすくなってしまうからです。
化粧水を使用すると、肌が潤います。しかし、時間が経つと、肌表面からの水分が蒸発して、「気化熱(蒸発する時に周囲から吸収する熱)」により肌の温度が低下し、乾燥が進んでしまうのです。
乾燥すると、保護作用で過剰に皮脂を分泌し、肌がベタついてしまいます。そして、ニキビや肌荒れといった肌トラブルに繋がってしまうので、乾燥を防ぐために「乳液」が必要になるのです。
乳液の必要性
乳液の目的は、
皮脂膜に代わって肌表面を保護し、化粧水の水分や成分が「失われる」のを防ぐことです。
具体的には、まず乳液の油分で膜を作り、肌の内側に化粧水の水分や美容成分を閉じ込めます。そして、洗顔などで洗い流された皮脂膜が再び形成されるまでの「つなぎ」の役割を果たすのです。
\乳液の種類/
保湿乳液・・・肌を保湿するために使われるタイプの乳液
UV乳液・・・紫外線をカットして日焼けを防ぐ働きも備えている乳液
ティント乳液・・・保湿乳液と化粧下地が一緒になったタイプの乳液
➩次に、脂性肌に適した乳液の選び方について解説します。
脂性肌に適した乳液の選び方
脂性肌は、次の2種類に分かれます。
・オイリー肌(皮脂の分泌量が多く、肌がベタつきやすい肌)
・インナードライ肌(肌の表面は皮脂が多くベタつくが、内側が乾燥している肌)
ここでは、その2種類に合わせた乳液の選び方について解説していきます。
オイリー肌には「さっぱりタイプの乳液」がおすすめ
化粧水のテクスチャーは大きく、
「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」に分かれます。
しっとりタイプは、油分が多く、使用後に肌が余計にべたついてしまったりニキビの原因になることがあるので、オイリー肌の方はさらっとした使用感のさっぱりタイプがおすすめです。
インナードライ肌には「保湿成分が配合された乳液」がおすすめ
保湿成分が配合された乳液を使用することで、
乾燥による皮脂の過剰分泌を抑え、ベタつきを防ぐことができます。
保湿成分には、「コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸・BG・グリセリン・スクワラン」などがあります。成分表に書いてあるので、確認すると良いでしょう。
\ニキビができやすい場合は?/
脂性肌でニキビができやすい人には、
「皮脂分泌をコントロールする成分」が配合された乳液がおすすめです。
(ビタミンC誘導体・アラントイン・イソフラボン・グリチルリチン酸ジカリウムなど)
➩次に、乳液の使い方について解説します。
【男性向け】乾燥が原因!?ニキビができる原因とその予防策
脂性肌に効果的な乳液の使い方
基本的に、乳液を使うタイミングは「化粧水の後」です。もし乳液を先に使ってしまうと、油分が肌を覆っている状態になるため、化粧水に含まれる有効成分が肌に浸透するのを邪魔してしまいます。
乳液を付ける時は、次の手順で行いましょう。
- 乾いた手のひらに、乳液を10円玉硬貨から1円玉硬貨ぐらいの大きさ手にとります。
- 乳液を手のひらで軽く温めます。
- 乾燥しやすい場所から「頬→広い範囲のひたい→あご」の順に伸ばしていきます。
- 乾燥しやすい目元や口元などは必要に応じて重ねづけしていきます。
- テカリやすい鼻は、最後につけるようにするとテカリにくくなります。
使用量の目安は、肌になじませてみてべたつかず、「適度にうるおいを感じるぐらい」が良いでしょう。塗りすぎると、更にベタつきが気になりやすくなってしまうので注意が必要です。
\パッティングはNG/
パッティングという肌をたたく行為は、「肌へ刺激」を与えてしまいます。
肌に負担がかかるのはもちろん、肌の表面しか潤わない状態になりやすいので注意しましょう。
➩次に、脂性肌を根本から改善する方法について解説します。
脂性肌を根本から改善する方法
脂性肌を根本から改善する方法は、規則正しい生活で「免疫力」を上げることが大切です。ここでは、「食生活」「睡眠」「精神状態」に分けて説明していきます。詳しく見ていきましょう。
栄養バランスのとれた食生活を心がける
脂っこいものや甘いものを食べ過ぎたり、偏りのある食べ物ばかりとっていると、
食べ物から摂取した油によって「皮脂量が増えてしまう」ので注意が必要です。
食事は、脂肪、糖分、炭水化物を控えめにし、野菜を意識して食べるようにしましょう。また、次の栄養素を積極的に摂るようにすると良いでしょう。
- ビタミンB2:皮脂を抑える働きをする(乳製品・豚・牛・鶏のレバー・納豆)
- ビタミンB6:肌のバリア機能を高め、肌荒れやニキビを予防する(さば・さんまなどの魚類・レバーなど)
- ビタミンA:皮膚や粘膜を保護する働きがある(かぼちゃ・にんじんなどの緑黄色野菜)
- ビタミンC:肌のハリを維持するコラーゲンを生成する(いちご・みかんなどの果物・じゃがいもなどの野菜)
- ビタミンE:血行を良くすることで新陳代謝を高める(アーモンド・ピーナツ・アボカドなど)
肌の健康を保つためには、「栄養バランスのとれた食生活」が大切です。
\ニキビが出来やすい食べ物/
下記の食べ物は食べすぎると、ニキビの原因になるので注意しましょう。
(カフェイン・生クリーム・白砂糖・チョコレート・スパイシー系)
睡眠時間を最低6時間は確保する
睡眠不足になると、ターンオーバー(肌が生まれ変わること)やホルモンバランスが乱れてしまいます。その結果、
「皮脂の分泌のコントロール」がうまくいかなくなり、肌がベタついてしまうのです。
肌質を改善するには、睡眠時間を確保し、肌のバリア機能を安定させて過剰な皮脂分泌を抑えることが大切です。
一般的に睡眠時間は8時間が理想と言われていますが、どうしても睡眠が確保できない時は、最低でも6時間の睡眠を取るようにすると良いでしょう。その理由は、「内臓や肌の修復をするのに約6時間かかる」と言われているためです。
また、寝る時間帯は、肌のゴールデンタイム(肌に良いホルモンが分泌される時間帯)と言われる、午後10時から午前2時に眠ること意識すると良いでしょう。寝る1~2時間前に、入浴で体温を上げておくことで「睡眠の質」を高めることができます。
\就寝前にカフェインは避けよう/
カフェインは「眠気を覚ます働き」があります。
なかなか寝付けなくなってしまったり、睡眠が浅くなったりして、
十分な成長ホルモンが分泌されない可能性があるので気をつけましょう。
ストレスを溜めすぎないようにする
ストレスを受けると、
ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンである「テストステロン」が多く分泌されます。
その結果、皮脂の分泌量が多くなり、「脂性肌となってしまう」ので、ストレスを溜めすぎないようにする工夫も大切です。ストレスへの対処法として、「3つのR」をご紹介します。
- レスト(Rest)・・・休息や休養、睡眠のこと。
- レクリエーション(Recreation)・・・脳や身体を活性化させる、趣味や娯楽、気晴らしのこと。
- リラックス(Relax)・・・癒しやくつろぎの時間を持つこと。
なるべくストレスは、溜め込まないようにしましょう。
この記事のまとめ
《記事のまとめ》
✓化粧水だけでは、化粧水の水分が蒸発して「乾燥しやすくなってしまう」ので乳液が必要。
✓乳液は、「オイリー肌とインナードライ肌」のそれぞれに合ったものを選ぶ。
✓脂性肌を根本から改善するには、規則正しい生活で「免疫力を上げる」ことが大切です。
乾燥を防ぐには、乳液で保護することが大切です。正しい乳液の使い方と規則正しい生活習慣で、男の綺麗な肌を目指しましょう!
この記事が一人でも多くの方の悩み解決に役立ちますように。
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