
男性はメンズトリートメントがいらないの?どんな人に必要なのか紹介
トリートメントには、毛先に不足した栄養や水分を補ってツヤやコシを取り戻す効果があります。
特に髪の長い女性がするイメージが強いでしょう。
しかし一般的に髪が短い男性にとっていらないような気もしませんか。
そこで男性にメンズトリートメントはいらないのか、ご紹介していきます。
正しい使い方や注意点もあるので、トリートメントの正しい使い方も押さえておきましょう。
目次
メンズトリートメントがいらないかどうかは髪の長さで決まる
男性の場合は髪の長さでメンズトリートメントがいらないかどうか決まります。
- ショート(長さ5㎝未満)…不要
- ミディアム(長さ5~10㎝未満)…必要
- ロング(長さ10㎝以上)…必要
男性は髪が短い方も多いので基本的に不要です。
しかし5㎝以上になると週に数回だけ必要になります。
ショートヘアーはいらない
髪の長さが5㎝未満の男性の方はトリートメントは要りません。
そもそもトリートメントには、ダメージを受けたんぱく質を失った髪に栄養や水分を与えて補修する効果があります。
髪の芯まで栄養と水分を与えることでツヤやコシを取り戻してくれるのです。
ショートヘアはロングの方よりもダメージを受けている期間が短いため、トリートメントによる補修はほとんど必要ありません。
さらにトリートメントが毛穴が詰まりやすくなるという特徴があります。
頭皮が詰まると頭がかゆくなったり、抜け毛に繋がるかもしれません。
そのため毛先をメインに付けるのが正しい使い方ですが、ショートヘアーだと頭皮に付きやすいです。
こういったリスクもあるのでショートヘアーの場合は必要ありません。
その代わりにしっかりとシャンプーしておきましょう。
ミディアムヘアーは週に1~2回必要
髪の長さが5~10㎝未満の場合は1週間に1~2回程度のメンズトリートメントが必要です。
ミディアムヘアーの場合は毛先にまで栄養と水分が行き渡りにくくなります。
ただミディアムヘアーの場合も比較的髪が短いので頭皮に付きやすいです。
そのため毎日のようにすると頭皮が傷みます。
ミディアムヘアーでツヤやコシを取り戻すためには週に1~2回で十分です。
ロングヘアーは週に3~4回必要
髪の長さが10㎝以上ある場合は1週間に3~4回のメンズトリートメントが必要です。
髪が長くなると毛先まで栄養と水分が行き渡りにくくなります。
さらに外気に触れることでパサつく可能性も高いです。
何のケアもしていないと毛先のツヤやコシが失われます。
しかし週に3~4回メンズトリートメントをしておけばツヤやコシを取り戻せるでしょう。
ロングヘア―の方は美しい毛を保つためにも定期的にケアすることをおすすめします。
ただロングヘア―でも週に5回以上は必要ありません。
やりすぎは逆に傷めることになります。
最大で週に4回に留めておきましょう。
メンズトリートメントが必要な髪型
以下の髪型をしている場合も必要です。
- パーマを当てている
- ブリーチしている
- 縮毛矯正している
- アイロンを使っている
このように薬品を使っている、熱を与えている場合は毛にダメージが与えられます。
何のケアもせずに毎日アイロンしている場合は傷む一方です。
もし上記の条件に当てはまる場合は週に4回はしておきましょう。
そうすれば比較的ダメージを抑えられてツヤやコシのある毛先になります。
メンズトリートメントの使い方
メンズトリートメントには正しいやり方が存在します。
間違った方法ですると逆に頭皮や髪を傷めることになるので意味がありません。
- シャンプーで髪をしっかりと洗う
- シャンプーの泡を落として乾かす
- トリートメントを付けていく(毛先から中間くらいまで)
- 塗り終わった後は数分間放置する
- 最後に洗い流す
この5つの手順を守ればツヤ・コシのある美しいヘアーになれるでしょう。
手順1.シャンプーで髪をきれいにする
トリートメント前にはシャンプーをしてきれいにするのが基本的な使い方です。
髪をきれいにしておかないと効果が落ちるので順番を間違えないようにしましょう。
また、シャンプーで汚れをしっかりと落とせていない場合も効果が落ちるので注意が必要です。
手順2.シャンプーの泡を洗い落として乾かす
シャンプーで洗った後は泡をしっかりと落としましょう。
泡が残っていると効果が落ちます。
そしてシャンプーをした後は髪が塗れているので一度乾かさなければいけません。
水気がある状態で先に進めると浸透力が落ちるので注意が必要です。
乾かす時は髪を絞っても水がしたたり落ちないことを目安にタオルでふき取りましょう。
手順3.トリートメントを付ける
乾かし終わったらトリートメントを付けていきます。
付ける方法は手に取って、毛先から髪の中間あたりまで優しく手ですいていきます。
毛先は比較的栄養や水分が行き渡りにくいので他の場所より傷みやすいです。
逆に根元の方はあまり傷まない傾向があります。
さらに根元に付けようとすると頭皮に付く可能性も高いです。
そのため基本的に根元には付ける必要がありません。
手順4.数分間放置する
トリートメントを付けた後は成分を浸透させるために数分間放置しましょう。
放置する時間は商品によって異なるので何とも言えませんが、10分以内の場合が多いです。
ちなみに放置する時はヘアキャップを付けたり、タオルを頭に巻くことで浸透力がアップします。
さらにタオルやヘアキャップを付けると髪が包まれるため、効果が根元から毛先まで全体的に行き渡るのでおすすめです。
手順5.洗い流す
放置時間が過ぎたら洗い流していきましょう。
洗浄する方法は通常通りにシャワーを使えば良いですが、洗い残しに注意が必要です。
洗い流す際はどうしても頭皮に付着してしまいます。
仮に頭皮に付いたままだと皮膚が炎症して、かゆみや抜け毛が発生しやすくなります。
せっかく頭皮に付けないように気を付けていたのに、洗い残しがあるとすべて無駄です。
シャワーする際はゆっくりと時間をかけて丁寧に洗浄しましょう。
メンズトリートメントをする時の注意点は3つある
メンズトリートメントをする時は以下のポイントを押さえておきましょう。
- 頭皮に付けない
- パーマやカラーを入れた日は避ける
- くせ毛の場合はタオルドライを避ける
3つのポイントを押さえておくと失敗しにくいです。
注意点1.頭皮に直接付けない
メンズトリートメントには油分やシリコンなどが入っています。
これらの成分は毛穴を詰まらせる効果があるので、頭皮に付かないように注意が必要です。
もし付いてしまったという場合はシャワーで洗い残しがないように徹底して洗浄しましょう。
注意点2.パーマやカラーを入れた日は避ける
パーマやカラーは成分を髪の内側に入れて変化を付ける仕組みです。
トリートメントも髪の内側に栄養や水分を与える効果があるので、パーマやカラーの後にすると乾燥します。
そのためパーマやカラーを入れた日にしてもあまり効果がありません。
パーマやカラーの効果が安定してからするようにしましょう。
注意点3.くせ毛の場合はタオルドライを避ける
トリートメントを付ける際はシャンプーの後で一度髪を乾かす必要があります。
乾かす時は基本的にタオルを使います。くせ毛の場合はタオルを使うと毛先が広がるかもしれません。
くせ毛の場合は自然乾燥させましょう。
自然乾燥なら広がりを抑えられます。
ただ毛量が多いと自然乾燥では時間がかかるという場合もあるでしょう。
その時はイオン作用やブラシ付きのドライヤーを使えば毛先の広がりを比較的に抑えられます。
まとめ
男性の場合は髪の長さでメンズトリートメントの必要性が決まります。
- ショート(長さ5㎝未満)…不要
- ミディアム(長さ5~10㎝未満)…週に1~2回
- ロング(長さ10㎝以上)…週に3~4回
このように髪が長くなるほど必要性が増してきます。
また、パーマやアイロンを当てているなど毛先に薬品や熱を当てている場合も週に3~4回のケアが必要です。
自分にメンズトリートメントがいらないかどうか分からないという方は参考にしてください。
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