鎖骨に片手をあてていてこっちを見ている女性

角質層のケラチンにはどんな役割がある?美肌作りの方法3つも紹介

皮膚の表面の大半を占めるケラチン。

ケラチンの80%はタンパク質で構成されており、皮膚だけでなく髪や爪を形成する重要な成分です。

ケラチンは髪の主成分でもあるため聞いたことがある、なんて方は多いはず。

しかし、ケラチンにはどんな役割があるのか、どんな働きをしてくれるのか、ケラチンが不足するとどうなるのかについて知っている方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、角質層のケラチンの役割について詳しく紹介しています。

記事の最後には、美肌を手に入れるためのスキンケア方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

角質層のケラチンにはどんな役割がある?

ケラチンは皮膚だけでなく髪や爪の角質層を形成する成分でもあり、18種のアミノ酸が結合してできたたんぱく質の総称です。

肌の表面の約80%がケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、乾燥や紫外線、外部からの刺激から守る役割やバリア機能の役割を担っています。

しかし、顔の皮膚の表面である角質層がダメージを受けてしまうと健康的な状態を保てなくなってしまいます。

角質層とは

角質層の役割は主に3つあります。

角質層の役割

  1. 外部からの刺激から守り、肌内部の水分を保つ
  2. 保湿を促す
  3. バリア機能の維持

人間の皮膚は表皮、真皮、基底層の3層構造となっており、一番外側の表皮のことを角質層と呼びます。

角質層は、厚さ0,02mmと非常に薄い厚さではありますが、外気や紫外線、刺激といったさまざまな外的刺激から守ってくれる働きをします。

約10~20の層の角質細胞が重なり合って角質層を形成しており、角質細胞はケラチン線維と呼ばれる強靭な線維に満たされています。

そして角質層を構成する成分は以下の3つで、それぞれには役割があります。

  • 天然保湿因子(NMF)・・・水分をつかまえて離さず、角質層内部のうるおいを保つ
  • 細胞間脂質・・・水分を逃さないようにサンドイッチ状にはさみこむ
  • 皮脂膜・・・皮膚表面を覆い、水分の蒸発を防ぐ

天然保湿因子(NMF)はアミノ酸や乳酸といった有機酸と呼ばれる成分からできており、皮膚に適度な量の皮脂を作り出します。

しかし、何らかのトラブルが起きることで乾燥肌や敏感肌といったトラブルが引きおこります。

つまり、綺麗な肌を作るには天然保湿因子の存在が欠かせないことになります。

角質層を構成する3つの成分について詳しく紹介していきます。

天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子(NMF)とは、肌に元々存在している保湿成分のことで、角層に含まれています。

成分はアミノ酸などが大半を占めており、角質層の水分の保持をしてうるおいのある肌を作ります。

しかし、外的刺激やストレスを受けやすく、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れが生じると天然保湿因子(NMF)が減少します。

天然保湿因子が減少すると、角層の保湿機能が低下して乾燥しやすくなります。

そのため、うるおいのある状態を作るには、天然保湿因子(NMF)の量を正常な状態を維持する必要があります。

細胞間脂質

細胞間脂質とは、角質細胞と角質細胞の隙間を埋めるセメントのような役割をし、水分を逃さない働きをします。

角質細胞と角質細胞を繋ぎとめることで、外部からの刺激から肌を守るバリア機能と水分の蒸発を防いでくれます。

バリア機能が低下した状態だと、刺激に弱くカサつきやヒリヒリするといった症状が見てとれます。

乾燥肌や敏感肌の方は、この細胞間脂質がまともに働いていないということになります。

皮脂膜

皮脂膜とは、皮膚の表面を皮脂腺から分泌された皮脂と汗腺から分泌された汗が混じりあってできたものです。

肌の表面を覆うことで水分の蒸発を防ぎ、うるおいのある滑らかな状態をキープします。

しかし、皮脂の分泌が多い脂性肌の方は脂っぽくベタベタ、ギトギトし、ニキビができやすくなってしまいます。

少なすぎると、乾燥状態になり、カサつき痒みやヒリヒリするといった症状が起こります。

健康的な肌とそうでない肌の違いは角質層に問題がある!?

角質層の機能がしっかりと働くことで、うるおいやツヤのある美肌を作ることができます。

では、健康的な肌と荒れている肌では具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

健康的な状態

健康的な状態は、水分が十分に行き渡っており外部からの刺激に強く、バリア機能が正常に働いています。

肌内部では、細胞間脂質の並びが綺麗に整っている状態です。

このような状態だと外部からの刺激による侵入を防ぎ、健康的な状態をキープしてくれます。

荒れている状態

皮脂の分泌が多い、または乾燥していて荒れている状態は、角質層の各成分のバランスが悪くうるおいが充分ではない状態になっています。

水分が十分ではないため細胞間脂質の間に隙間が生じ、バリア機能が低下しています。

バリア機能が低下すると外部からの刺激に弱くなり、肌が荒れやすくなってしまいます。

角質層の働きを整えて美肌を手に入れる方法3つ

うるおいやツヤのある肌はキメが整っており、水分が十分に行き渡っています。

肌がきれいな人はそれだけで好印象を持たれ、誰もがその綺麗な肌を手に入れたいと思います。

では、そのような肌を手に入れるにはどうすればいいのでしょうか。

美肌を手に入れる方法

  1. タンパク質を摂取する
  2. 生活習慣を整える
  3. 保湿成分の高いスキンケアアイテムを使用する

タンパク質を摂取する

肌のハリやツヤを作るうえで重要なコラーゲンは、タンパク質から構成されています。

体内のタンパク質が不足すると、コラーゲンの生成もされなくなります。

また、乾燥や紫外線、外部からの刺激から守る役割やバリア機能の役割を担っているケラチンもタンパク質で構成されているため、タンパク質は人体に非常に重要な要素です。

そのタンパク質は豚肉(ロース)や牛肉(ロース)、鶏肉(ムネ)、あじ、さんまなどから摂取することができます。

日々の食事から手軽にタンパク質を摂ることができるので、美肌のためにも積極的に摂取するようにしましょう。

生活習慣を整える

まずは、生活習慣を整えることを意識しましょう。

生活習慣が整っているとターンオーバーが正常に働き、綺麗な肌を作ることができます。

表皮を覆っている角質層は、角質層の最下層にある基底層と呼ばれる場所で新しい細胞が作られ、28日間かけて皮膚が新しく生まれ変わります。

しかし、ターンオーバーが乱れていると未成熟な細胞が表皮を覆います。

未成熟な細胞は天然保湿因子(NMF)が少なく、また角質細胞の形も不揃いなものになってしまいます。

形が不揃いで天然保湿因子の少ない状態は、バリア機能が低下し乾燥といった症状が引き起こります。

形が整っていて天然保湿因子(NMF)が十分な角質細胞を作るには、規則正しい生活を心掛けることが重要です。

保湿成分の高いスキンケアアイテムを使用する

保湿クリームの容器を開ける女性

保湿成分の高いスキンケアアイテムを使って、外側から肌を整えましょう。

外側から化粧水によって水分を補給してあげることで、うるおいのある肌を作ることができます。

角質細胞と角質細胞の隙間を埋めるセメントのような役割をし、肌の水分を逃さない働きをしている細胞間脂質の約50%がセラミドで構成されています。

セラミドが十分に備わっている肌は、水分を内部にしっかりと保持しているため肌が乾きにくくうるおいのある状態を作れます。

天然保湿因子(NMF)やセラミドによるバリア機能を保護する役割として、エモリエント作用成分が配合された化粧品がおススメです。

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角質層のケラチンの役割

この記事では、角質層のケラチンの役割について紹介しました。

ケラチンの役割
乾燥や紫外線、外部からの刺激から守る役割やバリア機能の役割を担っている

角質層を構成する3つの成分

  1. 天然保湿因子・・・角質層の水分の保持をしてうるおいのある肌を作る
  2. 細胞間脂質・・・角質細胞と角質細胞の隙間を埋めるセメントのような役割をし、肌の水分を逃さない働きをする
  3. 皮脂膜・・・水分の蒸発を防ぎ、うるおいのある滑らかな状態をキープする

美肌を作るためのスキンケア方法

  • タンパク質を摂取する
  • 生活習慣を整える
  • セラミドが配合された高保湿化粧水を使う

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