
髪につけたワックスの落とし方を紹介!洗い残すと2つのリスクがある
ヘアスタイルを自由に整えられる便利アイテムのワックスですが、洗い落とすのが大変です。
特にガチガチにヘアスタイルを固めている時は、洗ったはずなのに残っているということがよくあります。
洗い残しが発生するのは正しい落とし方を知らないからです。
そこで髪につけたワックスの正しい落とし方を紹介していきます。
本当にワックスを落とせているのか不安という方は以下で紹介する方法を参考にしてください。
目次
髪につけたワックスの落とし方
髪につけたワックスの落とし方は5つの手順に分かれます。
- ブラッシングで髪をとかす
- ぬるま湯をかける
- リンスやコンディショナーを使う
- 泡をしっかりとすすぐ
- シャンプーを使う
この手順ですると肌や髪を傷めることもありません。
では詳しい手順を見ていきましょう。
落とし方1.ブラッシングで髪をとかす
まずは髪をブラシでとかすことが大切です。
ブラシで髪の流れを統一させることで摩擦を防ぎます。
摩擦が起きると傷んでしまうのであまり良くありません。
ブラッシングをせずに洗い流す方も多いですが、ひと手間加えることで髪質が上がります。
ただ、ブラッシングの時に力を入れると逆効果です。
髪の流れを整えるだけなので、力を入れずにブラッシングしましょう。
落とし方2.ぬるま湯をかける
髪の流れを整えたらぬるま湯をかけます。
温度は体温より少し高めの38~40℃くらいがベストです。
あまり熱々にしすぎると髪や肌が傷みます。
頭皮に負担がかかると抜け毛にもつながるので40℃以下のぬるま湯を使いましょう。
そしてぬるま湯で洗う段階で極力ワックスを落とすことが重要です。
この段階で落としておくと後の工程が楽になります。
落とし方3.リンスやコンディショナーを使う
ぬるま湯で洗った後はリンスやコンディショナーを使いましょう。
リンスやコンディショナーにはワックスに含まれる油分を乳化させる役割があります。
乳化させておくと後の工程の効率が良くなります。
ちなみにリンス・コンディショナーどちらを使っても良いですが、乳化力の高さでいえばコンディショナーの方が優秀です。
大量にワックスをつけるという方はコンディショナーの方が良いでしょう。
このようにシャンプー前にはリンスやコンディショナーを使うことが大切ですが、基本的にこの作業はキープ力が強いワックスを付けた場合です。
軽めにつけた場合はぬるま湯とシャンプーだけでも十分に落とせるので、その場合はリンスとコンディショナーの手順は飛ばしましょう。
落とし方4.泡をしっかりとすすぐ
リンスやコンディショナーを使ったとは泡残りがないようにしっかりとぬるま湯ですすいでおきましょう。
洗い残しがあるとシャンプーの効果が落ちます。
シャンプーの効果が落ちるとワックスを落とし切れないので、この段階でしっかりすすいでおきましょう。
落とし方5.シャンプーを使う
リンスやコンディショナーを落とした後はシャンプーを使います。
シャンプーをする時はいつも通りのやり方で良いです。
手のひらにシャンプー液を付けた後に泡立てて洗うだけです。
ただ手のひらにシャンプーを乗せてそのまま頭につけるのは良くありません。
直接頭にシャンプー液を付けると、髪をゴシゴシする回数が増えます。
ゴシゴシすると摩擦が生まれるので、頭皮が傷みやすいです。
頭皮をいたわるためにも、前もって手のひらでシャンプーを泡立てることが大切です。
泡立てるのが苦手だという人は泡立てネットを使えばすぐに泡ができます。
そしてシャンプーをした後はしっかりとすすぎましょう。
特に耳の後ろや襟足など目に見えない場所は忘れがちです。
洗い残しがあると髪や肌が傷むので気を付けましょう。
髪を洗う時は3つのことに注意
髪を洗う時は以下の3つのことに注意しておきましょう。
- 爪を立てて洗わない
- 力を入れすぎない
- 何度も洗わない
この3つのことをすると頭皮が傷んで抜け毛が増える可能性が高いです。
爪を立てて洗わない
シャンプーをする時には爪で洗っている方も多いのではないでしょうか。
爪で洗うとかゆみが取れて気持ち良く感じます。
しかし爪を立てて洗うと頭皮が傷むので良くありません。
一見すると爪で洗っても何か起きているようには見えないでしょう。
それでもダメージが蓄積されて、将来的にハゲル可能性が高くなります。
爪を立てて洗うと爽快感が生まれるので、ついやりたくなりますが避けた方が良いです。
洗う時は指の腹を使って洗っていきましょう。
そうすれば必要以上に頭皮を傷めることもありません。
ただ指の腹で洗う時は力加減に注意が必要です。
力を入れすぎない
力強くゴシゴシすると強い摩擦が生まれるので抜け毛が発生しやすくなります。
指の腹だと力が弱いので、爽快感を求めて力が入りがちです。
特に爪で洗っていて、最近指の腹で洗うようになった人は力を入れすぎる傾向があります。
力を入れて洗ったからといって、特にきれいになるわけでもありません。
優しい力で時間をかけて頭を洗うことを意識しましょう。
何度も洗わない
シャンプーを何度もしてしまうと頭皮に必要な皮脂や角質まで落としてしまいます。
皮脂や角質が取れると頭皮が乾くので、髪の健康に良くありません。
特に乾燥肌の人がシャンプーをしすぎると頭皮がカサカサになります。
このように何度もシャンプーするのは良くないので、一度のシャンプーで落とし切るように時間をかけて洗いましょう。
ご紹介した洗浄方法なら1回で頭をきれいにすることもできるので参考にしてください。
ワックスが髪についたままだと2つのリスクがある
ここまでワックスはしっかり落とすことが大切だと言ってきましたが、洗い残しがあると2つのリスクがあるからです。
- 頭皮トラブルにおちいる
- 寝具が不衛生になる
主なデメリットは頭皮に対するダメージですが、その他に生活にも悪影響を与える可能性があります。
リスク1.頭皮トラブルにおちいる
ワックスには商品にもよりますが界面活性剤という成分が含まれています。
界面活性剤の効果はヘアセットをしやすくする、ヘアスタイルを長時間保つことです。
一見すると界面活性剤には害がないように思えますが、界面活性剤には水分と油分を混ぜ合わせる効果もあります。
界面活性剤が含まれるワックスが残っていると皮脂がなくなってしまうのです。
皮脂がなくなると乾燥するので以下の悪影響が起きるかもしれません。
- 頭がかゆくなる
- 抜け毛が激しくなる
- キューティクルがなくなる
このようにデメリットが満載なので洗い残しがないように気を付けましょう。
リスク2.寝具が不衛生になる
ワックスが付いたままソファや布団で寝ると衛生的に良くありません。
人は寝ている間に汗をかくので、髪に残っているワックスが溶けてシーツや枕に付く可能性があります。
不衛生な枕やシーツをそのまま使い続けると、せっかくお風呂で体をきれいにしたのに汚れるので意味がありません。
そして寝具が汚れると肌にも影響が及びます。
肌に菌が繁殖すると肌荒れを起こすかもしれません。
洗い残しは何のメリットもないので頭を洗う時は丁寧に時間をかけて行いましょう。
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まとめ
ワックスの正しい落とし方は以下の通りです。
- ブラッシングで髪をとかす
- ぬるま湯をかける
- リンスやコンディショナーを使う
- リンスなどの泡をしっかりとすすぐ
- シャンプーを使う
この手順ですれば頭皮を傷めることなく落とせます。
ワックスが付いたままだとダメージが与えられるので、かゆみや抜け毛が発生する可能性が高いです。
髪の健康を保つためにも時間をかけてワックスを落としておきましょう。
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