
肌荒れが治らない時に試したい3つの行動【皮膚が荒れる原因とは】
肌荒れに効果的なステロイド外薬を使っているけど治らないとお困りの方へ。
ニキビや吹き出物など肌荒れが起きると顔が赤くなったり、清潔感が失われます。
そのため、一刻も早く治すために市販のステロイド外薬を使っているという方も多いでしょう。
しかし、ステロイド外薬を使っても治らない方もいるはずです。
そこで肌荒れが治らない時の対処法を紹介していきます。
なるべく早くニキビや吹き出物を治したいという方はぜひ参考にしてください。
目次
肌荒れが治らない時に試したい3つの対処法
肌荒れが治らない時は以下の3つを試してみてください。
- 生活習慣を見直す
- スキンケアを見直す
- コスメを見直す
この3つを押さえておかないと肌荒れが改善しない可能性があります。
そのため、ニキビなどを治したい時はまず3つのことを見直してみてください。
生活習慣を見直す
生活習慣とは睡眠時間や食事のことです。
これを聞くと皮膚の状態には関係ないと思うかもしれませんが、睡眠時間や食事は肌にも密接に関係しています。
睡眠は質を上げることが大切
人の皮膚は寝ている間にターンオーバーが活発化します。
ターンオーバーとは皮膚が生まれ変わることです。
人の皮膚には真皮→基底層→角質層の3種類があって、ターンオーバーすることで一番外側にある角質層が剥がれます。
角質層は皮膚の一番外側にあるものなので、ニキビや吹き出物などに効果的です。
そんなターンオーバーは睡眠中に活発化しますが、ただ寝ていれば良いということではありません。
ターンオーバーを促すには質の高い睡眠が大切です。
例えば以下のことは睡眠の質を低下させます。
- 寝る直前までスマホやテレビを見ている
- 睡眠時間が異様に短い・長い
- 就寝直前にご飯を食べる
- 暑すぎる・寒すぎる部屋で寝ている
- 部屋の電気を付けたまま寝る
- ストレスが過剰にたまっている
- 寝心地が悪い寝具を使っている
ニキビや吹き出物を少しでも早く治したい方はこれらの項目に当てはまらないような睡眠を心がけましょう。
食事は栄養バランスが大切
肌荒れを治すには栄養バランスの良い食事が大切です。
例えば
- 肉類ばかり食べる
- 野菜はほとんど食べない
- 外食ばかりしている
といった食生活は健康に良くありません。
健康に良くないので皮膚にも影響が出て、いつまでたっても肌荒れが改善しない可能性もあります。
少しでも早く食べたい場合は栄養バランスを意識しましょう。
特に野菜に含まれるビタミン類は皮膚に良い成分です。
野菜が苦手な人も他の食材からビタミン類を摂取することはできます。
食事は健康状態にも密接に関係しているのでこの機会に見直してみると良いでしょう。
スキンケアを見直す
肌荒れが治らない時はスキンケアのやり方が間違っているかもしれません。
もしくはスキンケアをしていないという場合はニキビなどが改善しない原因です。
男性の場合は美容に関心が薄い方もいるので、スキンケアをしたことがないという人もいるでしょう。
しかし、肌荒れにはスキンケアが効果的です。
スキンケアをすると肌がつるつるになって見た目も良くなるので、この機会に挑戦してみると良いでしょう。
そしてスキンケアには正しい手順があります。
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
この手順を変えると効果が薄くなるので気を付けましょう。
ちなみにステロイド外薬を使う場合は基本的に化粧水の後です。
ただ、これは商品によって使うタイミングが異なります。
使うタイミングはステロイド外薬の詳細に載っていることが多いのでよく確認しておきましょう。
コスメを見直す
肌荒れにはスキンケアが大切ですが、自分の体に合うものでないと逆効果になります。
仮に体に合わない成分が配合される化粧品を使い続けると、新たに肌荒れができる可能性が高いです。
そのため、現在使っている化粧品が体に合わない時はすぐに利用するのをやめましょう。
もしこれからスキンケアを始める方は、商品の成分表示欄を見て以下の成分が含まれていないか確認することをおすすめします。
- 合成界面活性剤
- 合成着色料
- 合成香料
- 合成ポリマー
- パラベン
- 紫外線吸収剤
- 鉱物油
- アルコール(エタノール)
これらは化粧品に含まれることが多い添加物の一種です。
添加物は少量なら人体に悪影響を与えませんが、人によっては少量の添加物でも肌荒れを起こすことがあります。
特に肌が弱い人は無添加を選んだ方が安心です。
このように、肌荒れには効果的な対処法があります。
しかし、すべて実践してステロイド外薬を使っているのに治らない時は他のことが原因になっているかもしれません。
何をしても肌荒れが治らない時は病気かも
生活習慣の改善やスキンケアをしっかりやっているのに治らない時は以下の病気が考えられます。
- 光線過敏症
- 帯状疱疹
- アトピー性皮膚炎
- 全身性エリテマトーデス
これらの病気は生活習慣の乱れやスキンケア不足で起きる皮膚の異常とは異なります。
そのため市販のステロイド外薬では治らない可能性が高いです。
しかし、このニキビや吹き出物が病気によるものかどうかを素人が判断するのも危険です。
そのため
- 何か月も皮膚に異常が治らない
- 悪化し続ける
- 発熱を起こしている
- 疲労感がある
- 食欲がない
などの異常が見られる時は皮膚科に診てもらいましょう。
病院に行くことで症状を診断してもらえて、効果的な薬ももらえるはずです。
症状に合った薬を処方してもらえるので、なるべく早く肌荒れを治したい方もまずは病院に行った方が良いでしょう。
肌荒れがひどくなる行動
肌荒れを治すには生活習慣やスキンケアも大切ですが、その他にもニキビや吹き出物ができる原因を避けることも大切です。
- 紫外線を浴びる
- 肌を強い力でこする
- ひげそり後にスキンケアしない
- 熱々のシャワーを使う
- ストレスがたまっている
これらの行動はすべて肌に悪い行動です。
肌荒れをなるべく早く治したい方は気を付けましょう。
紫外線を浴びる
紫外線は肌に以下のような悪影響をもたらします。
- バリア機能が低下する
- ニキビの一因であるメラニンが過剰生成される
- 老化してシワができる
このように紫外線は肌に良くありません。
そのため外出する時は日焼け止めクリームを塗っておきましょう。
肌を強い力でこする
肌を爪でかきむしったり、強い力でこすると傷つきます。
それが原因で肌荒れになる可能性は高いです。
無意識のうちにかきむしっているかもしれませんが、少しずつでも治しておきましょう。
そして、スキンケアをする時も力の入れすぎには注意が必要です。
よく化粧水などを塗る時は手のひらでパンパンする光景を見ますが、これは肌に良くありません。
化粧水やクリームを塗る時は手のひらを使って優しく広げていきましょう。
ひげそり後にスキンケアしない
これは主に男性に当てはまることですが、ヒゲ剃り後は肌が敏感な状態になっています。
ヒゲ剃りの刃物が肌に当たるので、それが影響で肌荒れになるかもしれません。
男性の場合はヒゲ剃りをする習慣がある人も多いでしょう。
その度にスキンケアしていないと肌荒れがいつまでたっても治りません。
少しでも早くきれいな肌になるためにも、ヒゲ剃りをした後は化粧水や美容液などで保湿しておきましょう。
熱々のシャワーを使う
温度が高すぎるシャワーは体に悪いです。
というのも、温度が高すぎると肌が余計に乾燥します。
乾燥すると肌荒れにつながるので、シャワーを浴びる時は35~40℃程度のお湯を使いましょう。
35~40℃程度のお湯なら必要以上に乾燥することもありません。
ただ、まったく乾燥しないかと言えば話は別です。
お風呂上がりは保湿に必要な皮脂まで落ちるので、乾燥しやすい状態です。
そのため、お風呂上がりは5分以内に化粧水で保湿しておきましょう。
ストレスがたまっている
ストレスが過剰にたまるとニキビや吹き出物ができる可能性があります。
会社や学校に行っているとストレスがたまりますが、適度に解消することが大切です。
自分なりの方法で定期的にストレスを発散して、ため込みすぎないようにしましょう。
もしストレス発散法がないという方は運動がおすすめです。
運動することで血行が良くなって、栄養が血液を通して全身に巡ります。
肌荒れにも効果的なので、ジョギングなどの軽い運動をする習慣を身に付けるのも良いでしょう。
まとめ
市販のステロイド外薬を塗っているのに肌荒れが治らない時は以下のことを試してみてください。
- 睡眠の質を上げる
- 栄養バランスの良い食事をとる
- 毎日スキンケアをする
- 肌に合う化粧品を使う
- 外出時は日焼け止めクリームを塗る
- 運動する習慣を身に付ける
これらのことをすれば肌に効果的なので、ニキビや吹き出物が治る可能性は高いです。
しかし、すべてのことを実行しても治らない可能性もあります。
どうしても治らない場合は皮膚科に行って診てもらいましょう。
皮膚科に行くと肌荒れに効果的な薬を処方してもらえて、短期間で治すことも可能です。
病院と聞くと抵抗があるかもしれませんが、手遅れになる前に行動しましょう。
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