
肌荒れの種類と自分でできる肌質の診断方法を紹介【肌質別の改善方法も】
肌が乾燥してきた、ニキビが出るようになってきた、かゆい、部分的に肌が荒れているといったように、肌荒れに悩まされている方は多くいます。
肌荒れは一年中起き、考えられる原因はさまざま。
大事な予定が入っているときに肌が荒れていると、気分も落ち込んでしまいますよね。
この記事では、肌荒れの種類や原因、どんな症状が起きているのかを診断して、それぞれの解決策を紹介します。
健康的な状態を保ちたい、綺麗な状態にしたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
肌荒れにはどんな症状がある?種類と診断方法を紹介
肌荒れには、どんな種類や症状があるのでしょうか。
かゆい、ピリピリする、ニキビや吹き出物がでる、カサカサするといったように、人によって症状は異なります。
しかし、症状は自身の肌質と関係しています。
まずは、自分が乾燥肌、混合肌、敏感肌、脂性肌、普通肌のどれに当てはまるかを診断していきましょう。
セルフ診断方法の紹介
ここでは、一番簡単なセルフ診断の方法を紹介します。
すぐにできるので、流れに沿って自分の症状や肌質にどれに当てはまるのかを確認しましょう。
- まずは、いつもと同じように洗顔をしましょう。
- タオルで優しく拭き取り、夏場は10分、冬場は5分ほどそのまま放置します。
- かゆい、ピリピリする、赤みがある→敏感タイプ
- カサカサして、つっぱる→乾燥タイプ
- 頬や顔周りはつっぱるけど、Tゾーンはギトギトする→混合タイプ
- 脂がでてきて指で触れるとべたつく→脂性タイプ
- 特に何も変わらない→普通タイプ
荒れてしまう原因を4つ紹介
では、どうして肌は健康な状態を保つことができずに荒れてしまうのでしょうか。
4つの原因
- 生活習慣の乱れ
- ターンオーバーの乱れ
- バリア機能の低下
- 日焼け・紫外線
それぞれの原因とどんな症状が現れるかを紹介していきます。
生活習慣の乱れ
生活習慣が乱れると、肌に症状が現れます。
例えば、睡眠不足や栄養バランス。
皮膚の細胞は、寝ているときに角質層の一番底にある基底層で新しい細胞が作られ、皮膚の表面に上がってきます。
毎日同じ時間に寝て起き、十分な睡眠時間を確保している人は、キメが整っておりしっとりとしたモチモチした状態になっています。
しかし、睡眠時間が足りていない、寝る時間が遅いと細胞の生まれ変わりがスムーズに行われず歪な形をした細胞が皮膚の表面に浮かび上がってきます。
細胞の形が整っていない状態だと、外部からの刺激に弱くなり、カサつきやニキビの原因になります。
また、栄養バランスは健康的な肌状態を保つには必要不可欠です。
というのも、人間の細胞は食事からとりこんだ栄養に影響されるからです。
脂っこいものばかりを食べていたら顔がギトギトしてきた、甘いものを食べ過ぎたらニキビができてしまった、といった経験をされた方は多くいるでしょう。
偏った食事は、肌荒れの原因になります。
特に、ビタミンB群が不足すると肌荒れや皮膚炎を起こしやすいと言われています。
ビタミンB2やビタミンB6は、肌の健康に大きく関係し、細胞の主成分であるタンパク質や糖質の代謝をサポートします。
最近の食事バランスが偏っているなと感じたら、この機会にバランスの整った食事に切り換えましょう。
改善方法
- 睡眠時間を十分に確保する
- 寝る時間、起きる時間を固定する
- バランスの取れた食事を摂る
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れると皮膚が硬くなったり、乾燥したり、ニキビができたりと肌荒れに直結します。
理由は、肌の細胞は一定のサイクルで生まれ変わっており、このサイクルが乱れるとニキビや吹き出物として皮膚に症状が現れるからです。
皮膚の細胞は、角質層の一番底にある基底層で作られています。
そして、28日と時間をかけて皮膚の表面に押し上げられ、古い細胞は垢となって自然と剥がれ落ちていきます。
しかし、寝不足やストレス、食生活の乱れ、疲労、運動不足といったあらゆる原因によってターンオーバーのサイクルが乱れると、成熟した細胞が作られなくなります。
未成熟な細胞が皮膚の表面に押しあがってくると、バリア機能が低下して外部からの刺激に弱くなります。
その結果、ニキビや吹き出物、乾燥、ヒリつきといったように荒れた状態になってしまいます。
改善方法
- 睡眠時間を確保する
- ストレスを溜めない
- 適度に運動をする
バリア機能の低下
バリア機能とは、肌を外部からの刺激から守る機能のことです。
この機能が弱まると、紫外線やホコリ、ちりといった刺激に弱くなり、乾燥したり荒れたりします。
健康的な状態は、水分と油分のバランスが保たれているため潤いのある状態をキープできます。
しかし、バリア機能が弱まってしまうと水分が蒸発し、紫外線などの外部刺激に弱くなります。
バリア機能が低下する原因には、洗顔のしすぎが挙げられます。
ゴシゴシ洗ってしまうと皮膚を傷つけてしまいます。
ゴシゴシ洗っているようであれば、今日から優しく洗顔料の泡の力だけで洗顔をするようにしましょう。
改善方法
- 洗顔方法を変える
- 洗顔をするときは洗顔料の泡の力で洗う
日焼け・紫外線
紫外線を浴びすぎてしまうと、細胞の遺伝子やコラーゲンが破壊されてダメージを受けます。
コラーゲンが破壊されると、弾力やハリが失われ、次第にシワとなっていきます。
また、紫外線を浴びた後の日焼けにより、乾燥やくすみ、ザラつき、手触りがゴワゴワするといった状態になります。
本来、人間の皮膚には修復する力が備わっていますが、年齢とともに力も弱まっていきます。
そして、紫外線から受けたダメージは蓄積していき、やがて健康的な状態を保てなくなり結果として、肌荒れやトラブルが起きます。
そのため、今のうちから紫外線対策を行っておく必要があります。
改善方法
- 日焼け止めクリームを塗る
- 日光を浴びすぎない
肌質別の対策方法を紹介
ここからは、肌質別の対策方法を紹介していきます。
これから紹介する対策方法や改善法歩を普段の生活に取り入れることで、健康的で綺麗な状態をつくることができます。
敏感タイプの改善方法
敏感タイプは、かゆみや赤くなったりして刺激に弱い状態のこと。
- 化粧水がしみる
- 髪の毛や洋服の擦れでかゆみを感じやすい
- ピリピリとした痛みを感じる
上記に当てはまる方は、敏感タイプです。
これは、バリア機能が低下しているのが原因です。
皮膚の表面の角質層が整っておらず、水分量が十分でないため外からの刺激を感じやすくなっています。
改善方法
- 刺激の弱い洗顔料を使う
- 水分量の高い化粧水を塗布する
- タオルはふわふわのものを使い、化粧水を使うときは自分の手で塗布する
乾燥タイプの改善方法
乾燥タイプは、皮脂量と水分量が少なく潤いが不足している状態のこと。
- 洗顔後につっぱる、カサカサしている
- 化粧水を塗布しないと、つっぱるカサカサする
- 乾燥してくると痒くなってくる
上記に当てはまっている方は、乾燥タイプです。
刺激に弱くなっている状態で、また紫外線からのダメージも受けやすくなっています。
乾燥した状態の場合は、うるおいを保つセラミドが不足しています。
そのため、化粧水はセラミドが配合されているものを使用しましょう。
改善方法
- 洗浄力の弱い洗顔料を使う
- しっとりタイプの化粧水を使用する
- 化粧水の後は、保湿液で蓋をする
混合タイプの改善方法
混合タイプは、頬やフェイスラインは乾燥しているけど、Tゾーンは皮脂量が多い状態のこと。
- 目元や口周りがカサつく
- Tゾーンが脂ぎっている
上記に当てはまる方は、混合タイプです。
症状としては、毛穴の開き、ニキビ、シワ、しみなどが挙げられます。
また、混合タイプはスキンケアが難しいと感じている方が多くいますが、基本的には乾燥タイプと同じようなスキンケアで問題ありません。
改善方法
- 刺激の少ない洗顔料を使用する
- しっとりタイプの化粧水を使用する
- 保湿液でしっかりと蓋をする
- Tゾーンの部分は、脂とりがみで拭き取る
脂性タイプの改善方法
脂性タイプは、顔全体が脂によってテカテカしている状態のこと。
- 一日中テカっている
- 指で触れるとべたつく
- 頬の毛穴が開いている
上記に当てはまる方は、脂性タイプです。
症状としては、ニキビができやすい、毛穴詰まりが起きている、毛穴が黒ずんでいるといって症状があります。
洗顔時に、洗浄力の強い洗顔料を使って余計な皮脂を落としたり、日中は脂とり紙で皮脂を拭き取るといった方法を試してみましょう。
改善方法
- 洗浄力の強い洗顔料を使って余計な皮脂を落とす
- 脂とり紙で皮脂を拭き取る
- 保湿もしっかり行う
- 揚げ物系や甘いものの食事を控える
まとめ
この記事では、肌荒れの種類や診断方法、改善方法を紹介しました。
荒れてしまう4つの原因
- 生活習慣の乱れ
- ターンオーバーの乱れ
- バリア機能の低下
- 日焼け・紫外線
種類別の症状の種類と改善方法
- 敏感タイプ→ヒリヒリする、赤くなる、ピリピリとした痛みを感じる→刺激の少ない洗顔料を使う
- 乾燥タイプ→目元や口元がカサカサする、顔全体がつっぱる→しっとりタイプの化粧水で保湿をする
- 混合タイプ→目元や口元がカサカサする→しっとりタイプの化粧水で保湿をする
- 脂性タイプ→ニキビができやすい、一日中テカっている→余計な皮脂を落とし、脂とり紙で皮脂を拭き取る
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