
フケが発生する原因は頭皮が関係してる?5つの対策法と合わせて紹介
頭を触るとフケが降ってくるという方も多いでしょう。
あまり清潔なものではないので気になるという方も多いと思います。
しかしなぜフケは発生するのでしょうか。
そこでフケが発生する原因をご紹介していきます。
対処法も5つご紹介しているので参考にしてください。
目次
フケができる原因は頭皮が関係している
フケが出る原因は以下の4つです。
- 頭皮がターンオーバーしている
- 乾燥している
- 皮脂が過剰に分泌している
- 病気が影響している
このうち、ターンオーバーは正常な状態なので問題ありませんが、その他のものは頭皮に異常が起きているので注意が必要です。
頭皮がターンオーバーしている
フケは頭皮から出る老廃物のことで、肌から出る垢のようなものです。
人の皮膚は約1カ月のサイクルで入れ替わります。
内側にある真皮という皮膚が時間をかけて外側に向かうことで、古い角質を押し出します。
この仕組みを肌のターンオーバーといって、皮膚の健康状態を維持するには大切な要素です。
そのターンオーバーは頭皮にも起こります。
ターンオーバーの時に古くなった皮膚がフケとして出てくるのです。
しかし、この場合のフケは垢のように小さいので目に見えることは基本的にありません。
乾燥している
頭皮が乾燥すると目に見えるほどの白いフケが出ます。
頭皮は皮脂を分泌して乾燥を防いでいますが、免疫力が低下すると代謝が乱れるとターンオーバーが正常に行われなくなるのです。
その結果、乾燥したフケが発生します。
他にも
- シャンプーのしすぎ
- 洗浄力が強いシャンプー
もフケが発生する原因です。
シャンプーは髪や頭皮の健康状態を保つのに必要ですが、洗浄しすぎると保湿に必要な皮脂まで落ちます。
特に乾燥肌の人が自分に合わないシャンプーを使っていると起こりやすいので注意が必要です。
皮脂が過剰に分泌している
べたついたフケが発生する時は皮脂の過剰分泌が原因です。
皮膚には目に見えないくらいの毛穴が開いていますが、そこに皮脂が過剰にたまると毛穴が詰まります。
毛穴に皮脂が詰まると菌が発生して、ターンオーバーの周期が遅れます。
本来、ターンオーバーで落ちるフケが皮脂と混ざって、べたついたフケが発生するのです。
特に皮脂の分泌が多いオイリー肌の人に多い症状なので、シャンプーで汚れを落としておきましょう。
病気を患っている
尋常ではない程のフケが発生する場合は皮膚炎などの病気の可能性もあります。
ここまでご紹介したフケが発生する原因は、基本的に少量です。
しかし皮膚炎やアトピーなどが原因の場合は大量に出てきます。
その場合は一度病院で診てもらいましょう。
頭皮環境の悪化が原因なのか、病気が関係しているのか素人には分かりづらいです。
最近になって、フケの量が気になってきたという方は病院に行った方が良いかもしれません。
フケの原因を抑えられる5つの方法
フケ対策したいという方は以下のことを試してみましょう。
- 正しい方法でシャンプーする
- 洗髪後は保湿する
- 刺激の少ないヘアケアを使う
- 頭皮マッサージする
- 生活習慣を改める
この5つの意識するだけで、フケの生成をずいぶんと抑えられます。
今からすべて実行に移すのは難しいと思うので、簡単なものから取り入れてみましょう。
正しい方法でシャンプーする
毎日シャンプーしている方は多いと思いますが、正しい方法でしないとフケが発生する原因にもなります。
自分のやり方が合っているかどうか確認してみてください。
- ヘアブラシで汚れを取り、髪の流れを整える
- 35~40℃程度のぬるま湯で洗う
- 適量のシャンプーを手の平に乗せて泡立てる
- 泡を髪に乗せて洗う(指の腹を使う)
- 泡残りがないように入念にすすぐ
このように、シャンプーはヘアブラシから始まります。
ヘアブラシすることで事前に汚れを落とせるので、頭皮環境を良くするのに効果的です。
また、ヘアブラシすることで頭皮マッサージにもなります。
そしてシャンプーする時は汚れを洗い落とすことと、泡を残さないことが大切です。
ご紹介したように汚れが落とし切れない、泡が残ると皮脂が頭皮に詰まります。
その結果、フケが発生するので徹底的に洗うことを意識しましょう。
洗髪後は保湿する
特に乾燥肌の人は洗髪した後にローションやヘアトニックで保湿することが大切です。
洗髪後は保湿に必要な皮脂も落ちるので、一番乾燥しやすいタイミングといえます。
風呂上がり後はすぐに保湿しておかないと乾燥する一方なので、お風呂から上がったら5分以内に保湿するようにしましょう。
ちなみに、ローションやヘアトニックの正しい使い方はこちらです。
- 濡れた髪をタオルで乾かす
- ヘアトニックなどを髪全体に揉みこむように付ける
- 最後にドライヤーで乾かす
最後にドライヤーをしないと菌が繁殖しやすくなるので気を付けましょう。
ただ、熱を当てすぎるとローションやヘアトニックが乾いて意味がありません。
ドライヤーの当てすぎには注意が必要です。
刺激の少ないヘアケアを使う
フケが発生しているのはヘアケア剤が合っていない可能性があります。
特に洗浄力が強いものは皮脂を過剰に落とすので良くありません。
頭皮が弱いという方は刺激が少ないアミノ酸系がおすすめです。
アミノ酸なら低刺激で余分な皮脂や汚れだけを落としてくれます。
アミノ酸系のヘアケアには「ココイル」「ラウロイル」という成分が含まれているので、商品を選ぶ時は成分表示を確認しましょう。
頭皮マッサージする
頭皮をマッサージすると血流が良くなるので頭皮と髪の新陳代謝もスムーズになります。
マッサージはローションを付けた時にすると効果的です。
- ローションを髪に付ける
- 指の腹で地肌全体にローションをなじませる
- 生え際から頭頂部を指圧する
- 円を描くように地肌を揉み上げる
ポイントは力を入れすぎないことです。
力を入れすぎると髪に摩擦が生じるので抜け毛が発生しやすくなります。
また、爪を立てるのも抜け毛の原因になるのでNGです。
爪を立てると気持ち良いと感じる人もいますが、頭皮には悪いのでやめておきましょう。
ちなみに、頭皮マッサージは抜け毛対策にもなるので薄毛が気になっている人にもおすすめです。
生活習慣を改める
フケを発生させないためには、食生活や睡眠時間の改善も効果的です。
食生活や睡眠時間を改善することで頭皮だけでなく、肌も改善するのでこの機会に自分の生活習慣を見直すのも良いでしょう。
食事面で気を付けること
食生活の面ではバランスの良い食事を心がけましょう。
肉類などの脂っこいものばかり食べていると、皮脂の分泌量が増えます。
肉を食べるのも大切ですが、野菜や魚などバランスよく食べるようにしましょう。
特にビタミンB2とB6は脂質の代謝をサポートしてくれるのでおすすめです。
睡眠で気を付けること
皮膚のターンオーバーは寝ている時に行われます。
そのため、十分な睡眠時間を確保することも大切ですが、それ以上に睡眠の質を上げることが重要です。
睡眠の質が上がると同時にターンオーバーの質も上がります。
例えば以下のことをすると睡眠の質が上がるので試してみてください。
- 睡眠前にはスマホやテレビを見ない
- 入浴や食事は寝る3時間前に終える
- 程よい運動をする
- 寝る前にカフェインを摂取しない
- 温かい飲み物を飲む
- リラックスできる曲を聞く
- 体に合った寝具を使う
すべて実践するのは難しいですが、1つでも取り入れることで睡眠の質が今よりワンランクアップします。
健康のためにも取り入れられるものは取り入れてみましょう。
まとめ
フケが発生する原因は以下の4つです。
- 頭皮がターンオーバーしている
- 乾燥している
- 皮脂が過剰に分泌している
- 病気が影響している
ターンオーバーは正常な状態なので問題ありません。
しかし、それ以外の原因は頭皮の環境が関係しています。
頭皮環境を良くするにはシャンプーやローションなどのヘアケアが効果的です。
正しいヘアケアをすることで抜け毛やかゆみも減少するので、この機会に自分のヘアケアを見直してみましょう。
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