
ドライヤーの当てすぎは「フケ」の原因に!?痛めない乾かし方を紹介
髪の毛を洗った後にドライヤーで乾かすと、フケでてくるが出てくることはありませんか?
もしかしたら、気づかない間に頭皮トラブルが起きているのかもしれません。当てすぎによるダメージも影響しています。
今回は、フケの改善方法として、ドライヤーの痛めない乾かし方を紹介します。
目次
なぜドライヤーをしすぎるとフケがでるのか
ドライヤーをしすぎると、頭皮の潤いが失われて、カサカサに乾燥してしまいます。すると、パラパラとした細かくて白いフケがでてくるのです。これを『乾性フケ』といいます。
乾性フケを放置すると、フケが頭皮の毛穴に詰まったり、炎症が起きたりしてしまいます。そして、抜け毛が増えて、薄毛の症状が進行してしまうので注意が必要です。
そこで、本記事ではフケを予防するために、
・フケを防ぐ!ドライヤーの正しい使い方
・フケの悩みを根本から解決!乾燥肌になる3つの原因
・フケ対策!簡単チェックリスト
の順番に解説していきます。
10分くらいで読める内容なので、フケを改善するためにも、まずはご一読ください!
フケを防ぐ!ドライヤーの正しい使い方
ここでは、フケを防ぐために、ドライヤーの正しい使い方をご紹介します。
当てる距離:髪とドライヤーとの距離を20cm程度離す
一般的なドライヤーで、吹き出し口からでる温風の温度は、『100度以上』と言われています。つまり、100度の熱風を頭皮や髪に長時間あてると、やけどをしたような状態になってしまいます。
フケを防ぐには、頭から20センチ程度離して乾燥させるのが理想的です。ちなみに、20センチ離した吹き出し口付近の温度は、約70度です。
ドライヤーの温度が高いと感じる場合は、低温モードに切り替えられるドライヤーもあるので、活用してみると良いでしょう。
\ドライヤーを左右に振りながら乾かす/
ドライヤーを左右に振りながら、一点に集中させないことも使い方の基本です。
乾かす場所を頻繁にずらしながら、まんべんなく全体を乾かしましょう。
乾かす順番:根元から乾かす
根元は、乾きにくく、雑菌が繁殖しやすい場所です。臭いの元になるので、初めに乾かしましょう。
髪を乾かすときにはキューティクルの向きに合わせて、上→下に向かって乾かします。完全に乾かすのではなく、全体を『80%』ほどまで乾かすと良いでしょう。
根元が乾く頃には、毛先の方もほとんど乾いてくるので、ドライヤーの使う時間を短縮できます。
仕上げ作業:最後に冷風を当ててキューティクルを引き締める
最後に冷風に切り替えて、髪を冷やしていきます。冷風をあてることで、乾燥を防ぎ、スタイルをキープできます。
部分的にクセ毛やうねり毛の場合は、その都度、温風・冷風と使い分けながら仕上げていきましょう。
乾燥肌の人も乾性フケになりやすい!?
乾燥肌の人は、免疫力が低下しているため、頭皮も乾燥しやすい状態です。そのため、荒れやすく、フケができやすくなってしまいます。
頭皮の乾燥は、主に生活習慣によって引き起こされることがほとんどです。もし、ドライヤーの使い方を変えてみてもなかなかフケが治らない場合は、生活習慣を見直してみましょう。
フケの悩みを根本から解決!乾燥肌になる3つの原因
ここでは、フケを根本から解決するために、乾燥肌になる原因を3つご紹介します。
乾燥肌の原因①:不規則な睡眠習慣は免疫力が低下する
睡眠時間が不規則であったり、短かったりすると、睡眠不足になります。そして、頭皮や髪の毛に受けたダメージが十分に回復できず、フケや薄毛の原因となる場合があります。
ダメージを受けたままの髪や頭皮の状態では、フケがでやすくなってしまうので、下記を参考にして睡眠習慣を見直していきましょう。
❏睡眠習慣の改善
・睡眠時間は、最低でも6時間は確保する。
・なるべく、肌のゴールデンタイムと言われる午後10時から午前2時に眠る。
・寝る1~2時間前に、入浴で体温を上げておく。
乾燥肌の原因②:偏った食生活は血行を悪くしてしまう
脂っこいものや甘いものを食べ過ぎると、血液はどんどん「ドロドロ」になり、血行が悪くなってしまいます。すると、栄養が行き届かなくなり、フケが悪化してしまうのです。
フケが悪化してしまわないよう、食事はバランス良く食べることを意識しましょう。髪の毛は『ケラチン』というタンパク質からできているため、タンパク質が多い食品(肉、魚、卵、牛乳、大豆類、海藻類など)を意識して食べると良いでしょう。
\飲酒とタバコはNG/
飲酒によって摂り込まれたアルコールが原因で、ケラチンの元になる成分が不足してしまいます。
そうすると髪が育ちにくくなってしまうので、過度の飲酒は控えましょう。
タバコは、頭皮の血管を収縮させ血行の流れを悪くしてしまいます。
薄毛や抜け毛は、血行不良によって引き起こされるので注意しましょう。
乾燥肌の原因③:ストレスで頭皮が固くなってしまう
ストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れてしまいます。すると、頭皮の血行が悪くなり、髪に必要な栄養分が行き届かず、次第に頭皮が硬くなってフケがでやすくなってしまいます。
ストレス解消方法として、『3つのR』をご紹介します。
❏3つのR
・レスト(Rest)・・・休息や休養、睡眠のこと。
・レクリエーション(Recreation)・・・脳や身体を活性化させる、趣味や娯楽、気晴らしのこと。
・リラックス(Relax)・・・癒しやくつろぎの時間を持つこと。
フケ対策!簡単チェックリスト
フケの対策用として、NGの習慣をチェックリストまとめました。一つずつチェックしてみましょう。
❏ヘアケアに関するチェックリスト
・何度もシャンプーをしていない?
・髪を洗うとき爪を立ててゴシゴシと洗っていない?
・洗浄力が強いシャンプーを使っていない?
・頭皮に合わない成分を含んだシャンプーを使っていない?
・40度以上の温度で洗っていない?
・シャンプーの洗い残しはない?
・タオルドライをしないでドライヤーをかけていない?
・乾かす前に髪はもつれていない?
・ドライヤーを近く当てすぎていない?
・髪を乾かしすぎていない?
❏生活習慣に関するチェックリスト
・不規則な睡眠で寝不足になっていない?
・食事は、脂っこいものや甘いものを食べ過ぎていない?
・タバコ1箱が1日で無くなってしまうぐらい吸っていない?
・お酒を毎日飲んでいない?
・ストレスや疲労は溜まっていない?
・肩凝りになりやすかったり、冷え性ではない?
・紫外線対策をしている?
・フケを爪で剥がしてはいない?
・冷暖房に長時間当たっていない?
・髪が濡れたまま寝ていない?
人によって、フケがでる原因はさまざまです。チェックリストの内容の中に、心当たりがあれば、できることから一つずつ解決していきましょう。
この記事のまとめ
《記事のまとめ》
✓ドライヤーをかける時は、20cm程度離し、左右に振りながらかける。また、根元から乾かす。
✓フケの悩みを根本的に解決するためには、生活習慣を見直し、ストレスを溜めないようにする。
✓日常生活の中で、フケがでやすくなる原因が潜んでいないか確認する。
髪は肌と同じです。乾燥すると、ダメージを受けやすくなってしまいます。フケを防ぐためにも、正しいドライヤーの使い方をしっかり理解しておきましょう。
この記事が、一人でも多くの方の悩み解決に役立ちますように。
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